過去の活動
今週は現地オフィス周りが計画停電で全く電気が来ないようです。
先々月、事務所の携帯に電話があり、サラン・サーさんという方からラジオ番組「ボイス・オブ・ハート」に出演したいとの依頼を受けました。
サランさんは地雷被害にあい20年近くになります。彼が出演したい理由は、貧しいながらも自立しようと農業を営んでいることを多くの被害者の方々に知ってほしいとの願いからでした。
昨年のラジオが少しですが反響を呼んでいます。
苦しい経験を笑顔で語るサランさんには感謝です。
2017年7月12日更新
ボップイ小学校の校長先生から、話し合いを行いたいとの電話があり、本日行いました。
彼からは・授業前後の掃除・教室に靴で入らない・教員の出勤率向上・授業内容の充実・教員の研修参加率向上・生徒の出席率向上を改善していきたいとのことでした。
すべて実現することは難しいかもしれませんが、現場から変化を求め行動を起こそうとしていることはうれしいです。
現在、学校はココナツの葉で覆われた仮設校舎で一生懸命勉強に励んでおり、仮設校舎になっても出席率が下がるどころか上がったのは新しい学校への期待の表れです。
新校舎は来週あたりから屋根の取り付けができるのではないか?とのことです。
窓やドアの木枠がはめ込まれ学校らしさが出てきました。
2017年7月7日更新
本日、バンティエミンチャイ州の教育省より新しいプロジェクトへの承認をいただきました。
コーントライ中学校の新たな発展になることを願いますとお言葉をいただきました。
ボップイ小学校の建設は着々と進み、現在は側面部を覆う作業が続いております。
業者と毎週話合い行程が早すぎず、遅すぎずできるようにしております。
2017年6月26日更新
佐世保JC御一行様がコーントライ中学校を訪問されました。
日程的にとても短い時間の中での視察でしたが、校長先生に村の環境を深く質問されておりました。
けん玉を生徒に紹介し大変盛り上がっておりました。練習して一年後に再び勝負したいと意気込んでいる生徒もいました。
最後はノート類、サッカーボール、バレーボールなどを寄与されました。
限られた時間でも毎年継続して支援だけでなく、視察も行っている佐世保JCさんはコーントライ中学校から絶大な人気があることを実感いたしました。
2017年6月19日更新
雨季真っ只中、一日中雨なんて日もある最近、カンボジアではこの時期にしっかり雨が降って乾期に備えなくてはなりません。
学校建設は屋根の支えができ、花壇の枠もできました。
工程が遅れぬよう、着実に進める必要があります。
2017年6月19日更新
ボップイ小学校では、内装に取り掛かりました。しっかりと乾かして行うため、ここからの作業は慎重に行います。
そして、ボップイ村で行う養豚プロジェクトに関しても村人に説明しました。
総勢で50名程度いらして、どういった内容で目的は何かなど明確に説明してまいりました。
2017年5月23日更新
カンボジアでは6月4日に行われる地方選挙に合わせ、選挙活動が活発化してきました。メイン道路を占拠して広報活動を行っております。
本日はハンダエマージェンシーホスピタルへ行き、Rachnaさんとラジオの打ち合わせや地雷被害の現状に関して情報共有してきました。
2017年5月23日更新
ボップイ小学校校舎の側面部が立ってきました。
今後は乾かすのに時間がかかります。
雨季に入り始めているため、しっかり乾かすよう業者と話し合いました。
2017年5月15日更新
学校もカンボジア正月が終わり生徒が戻ってきました。
正月明けとあって出席率は半分以下です。
初めての仮設校舎の授業とあって、少し緊張気味です。
学校建設は、引き続き基盤強化です。現在はセメントを埋めて強度を高めております。
2017年4月25日更新
カンボジア正月も終わり、仕事再開です。
3・4月には珍しく雨もよく降ったため、場所によっては稲作が始まりました。
学校建設は枠組みができたため、大体の予定地が見えてきました。
現在は地盤強化のため掘っております。
2017年4月18日更新
金曜日からクメール正月です!
流石正月と付くだけあり、規模が大変大きいです。
タイでも有名ですが、水・ベビーパウダーをかけてお祝いします。
普段は15分の道が一時間半かかるほど大渋滞します。
大きなお祭りの際は食事処を探すだけでも一苦労です!!
2017年4月16日更新
仮設校舎がある程度完成いたしました。
後は、ココナツの葉で周りを覆うのみです。
今週からカンボジア全土の学校は20日までカンボジア正月のため、お休みに入りました。
お休み前に、勉強できる場所が確保でき一安心です。
2017年4月11日更新
先週から、ボップイ小学校で新校舎設立の工事が始まりました。
まずは古い校舎を解体し、仮設校舎を作り生徒が工事期間中に勉強できる環境造りを行います。
2017年4月10日更新
ツアー最終日
アンコールワットの素晴らしい朝日を見て一日がスタートしました。本当に美しい朝日を見る事ができました。
朝食後はタプロム遺跡、アンコール・トム、アンコールワットを一日かけて観光しました。
本当に暑さ厳しい一日でしたが、オーナーのソリカさんの許可でSorika villa のプールでみんなクールダウンする事ができました。
これにてスタディツアー全行程が終了となりました。
今年は例年に比べ移動距離も多くタフな日程でしたが、参加者の皆さんは誰1人脱落する事無く完遂する事ができました。
ツアー参加者の皆さん本当にお疲れ様でした。
2017年2月26日更新
ツアー8日目
ベンメリア宮殿を訪れた後、地雷博物館を訪ねました。
こちらではアキラ博物館応援基金代表であり博物館のボランティアガイドをされている川広肇氏に館の案内をお願いしました。とても懇切丁寧にベトナム戦争からカンボジアの内戦終結までの歴史を解説頂き、なぜカンボジア地雷問題がシリアスな問題となっているのかを分かりやすく説明頂きました。そしてアキラ氏へのリスペクトへの思いが伝わってくる内容でした。
お忙しい中本当に有難うございました。
地雷博物館の後は1973年11月、「地雷を踏んだらサヨウナラ」の言葉を残し、当時クメールルージュ支配下にあったアンコールワットに向かい消息を断たれた一ノ瀬泰造さんのお墓参りに行きました。
夕食後はダルマ孤児院で子供たちから歌を聞かせてもらったり、一緒にダンスをしたりととても楽しく過ごす事ができました。
2017年2月25日更新
ツアー7日目、CMCコーントライ中学校を訪問しました。
訪問の主な目的は、今年チャリティカレンダーを販売しましたが、テーマは「地雷原の子供たちの為に」でしたので、中学校のサッカーチームに練習用のユニフォームをプレゼントする事でした。
挨拶を済ませた後で、サッカーのミニゲームをツアー参加者と一緒に行う事になりました。カレンダー購入頂いた方々を代表してツアー参加者の細江健一郎さんからサッカーチームへプレゼントしてもらいました。
早速着替えて45分間の試合開始です。赤チーム、青チームともに3バック1ボランチの本格的な布陣です。
学校中の大応援で盛り上がり、女の子の黄色い声も鳴りやみませんでした。ツアー参加者の水引さん、近間さんも大ハッスルで大盛り上がりです。結果は赤チームの1-0の勝利でした。
試合終了後にみんなで記念撮影して学校を後にしました。これからのコーントライ中学校のサッカーチームの飛躍が本当に楽しみです。
2017年2月24日更新
Physical Rehabilitation Center(以下PRC)へ訪問した。
広報部のChann LayHeng氏が説明をされた。
PRCはリハビリ施設であり、病院ではない。被害者が訪問する理由は、義足の制作、義足の修理、義足の動き方の確認、歩行の練習などである。
バッタンバンのPRCはオドールミンチャイ、バンティエミンチャイ、パイリン、バッタンバン、ポーサットの5州を管轄下に置いている。この地域はタイとの国境線沿いであるため、内戦が激しかった。それが理由で各州にPRCを置けず、バッタンバンが管理する必要がある。
被害者には交通費、施設費、検査費、修理費、宿泊費など全額無料だ。
受付では1992年から診察しに来た患者の全記録が管理されていることをみた。
実際に義足を作る場面を見ることができた。作るには約2日ようする。
そして、トレーニングを行うことで足へのフィットしているか、歩行に困難はないかの、確認を行う。
昨年ここのPRCに来た地雷被害者は9人と大変少なくなってきた。しかしながら、地雷被害にあった場合は一生の困難が続くことを理解した。
2017年2月23日更新
案内された地雷原は村の中のプノン37という丘陵地でかつて内戦時代に戦闘が行われていた場所である。
ディマイナーはチームワークで手際よく作業を行っていた。
ここでもやはりT72とPMN2が多く見つかっており、今日も2個のPMN2が見つかっていた。
米軍製の金属探知機が地雷撤去作業効率を画期的に飛躍させており、ただの金属片と危険物を仕分ける事が可能との事。
視察後はCMCからMAGスタッフにドネーションを行いその場を後にした。
2017年2月23日更新
今ツアー2回目の地雷原視察は、カンボジア西部バッタンバン州ミエンチャイ郡のスラエ スダウ村の地雷原を訪れた。
ここはMAGが担当する地雷原で責任者のトゥーンさんが快く出迎えてくれた。
この地雷原の村では77328㎡が撤去の対象となっており1月から始まって現在まで約13000㎡が完了している。
1997年から2016年までで17名の地雷被害者が出ている。かつての内戦時代はベトナム軍、クメールルージュ入り乱れて戦いが行われた場所だとの事(MAG)
地雷撤去は16名一組で行われており、内女性4名 地雷被害者1名である。
ここでは主にT72対戦車地雷とPMN2が発見されている。
2017年2月23日更新
本日のCSHD地雷原視察では代表のアキラ氏にも来ていただき、視察一行も大変盛り上がった。
地雷原では今日も2個のPMN2が見つかっており、アキラ氏がプロッターを用いて地雷撤去の実演を披露してくれた。
離れた距離とはいえやはり皆視察の後はみんな緊張せざるを得ないが、アキラ氏は簡単にPMN2の周囲を掘り下げて丸裸にした。アキラ氏の地雷撤去技術には本当に驚かざるを得なかった。
視察後にCMCからのドネーションを行いCSHDに敬意を払いその場を後にした。
2017年2月23日更新