地雷の恐ろしさ

地雷被害に遭った子どもたち

カンボジアの地雷・不発弾被害者のち、30%は子どもや女性である。特に子どもの場合は、不発弾と知らずに触って遊んでいるうちに爆発することが多く、手を粉々に吹き飛ばされるだけでなく、爆風によって吹き飛んだ破片が目に入り失明してしまう。また成長期に入る子供の被害はさらに過酷だ。切断した足の肉を、成長に伴って伸びた骨が突き破ってくるのである。そのたびに襲う激痛に耐え、骨を削って肉を整える。成長が止まるまでその苦しみを何度も繰り返さなければならない。