過去の活動
今日は国際地雷デー(地雷に関する啓発および地雷除去支援のための国際デー)です。世界にはまだまだ地雷・不発弾などの爆発物の脅威にされされている地域があります。先日もアフガニスタンで子供9人が地雷事故で亡くなるという凄惨な事件報道がなされていました。
CMCは地雷問題の解決に貢献できるよう引き続きカンボジアでの地雷被害者ゼロを目指し活動して参ります。
アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージを引用させていただきます。(国連広報センター プレスリリース)
武力紛争の混乱の中で暮らしている何百万もの人々、特に女性と子どもにとっては、あらゆる一歩が危険な道に足を踏み入れるおそれにつながります。
戦闘が停止してからも、紛争はしばしば恐ろしい遺産を後に残します。地域に撒き散らされた地雷や爆発物です。道路や畑に地雷が埋められていたら、家を追われた人々の帰還を不発弾が脅かしていたら、そして子どもたちがきらきら輝く爆発物を見つけて遊んでいたら、平和は安全の保証にはならないのです。
国連地雷対策サービスでは、パートナーを結集して、こうした人命を奪う兵器を除去し、各国当局を支援するとともに、住居、学校、病院、農地への安全なアクセスを確保しています。同サービスはまた、黒海穀物イニシアティブの立案と、ウクライナの港湾からの穀物や肥料の安全な輸出も支援しました。
しかし、人々を地雷から守るには、より広範で国際的な取り組みが不可欠です。
私は加盟国に対し、対人地雷禁止条約、クラスター弾に関する条約と特定通常兵器使用禁止制限条約を批准し、完全に履行することを要請します。
今年の「地雷に関する啓発および地雷除去支援のための国際デー」にあたり、こうした死の装置による脅威に終止符を打ち、回復途上にあるコミュニティーを支援するとともに、人々の安全かつ安心な帰還と生活の再建を後押しする行動を起こそうではありませんか。
原文は下記アドレス↓
https://www.un.org/en/observances/mine-awareness-day/messages
2024年4月4日更新
CMCの本部事務局がある地域の西新公民館の大保眞理子 館長が今年度末、3月31日付けで退職されるどの事で、ご挨拶に伺いました。
カンボジア地雷撤去キャンペーンの活動については、私の講演会を開催や、公民館便りで「書き損じハガキ」の回収を呼びかけて頂くなど大変お世話になりました。
本日も帰国の案内をした後、ハガキやテレカを頂きました。
2024年3月30日更新
CMVIS(地雷・不発弾犠牲者情報システム)年間レポートのご報告です。原文は下記アドレスより
https://www.cmc-net.jp/wp/wp-content/uploads/2024/04/CMVIS2023
2023年 CMVIS年間報告及び12月報告
爆発物(EO)事故及び死傷者情報
1979年1月から2023年12月にかけて合計65037人のEOの死傷者がCMVISによって記録された。65037人のEO死傷者:
-51184人(79%)は地雷死傷者であり、13853人(21%)はERW(不発弾)死傷者である。
-19822人(30%)は死亡、36127人(56%)は負傷、9088人(14%)は手足切断された負傷者数となる。
-52675人(81%)の死傷者は男性、6112人(9%)の死傷者は18歳未満の男の子、4794人(8%)の死傷者は女性、1393人(2%)の死傷者は18歳未満の女の子、そして、63人は不明である。
2023年1月から12月に、29件のEO事故が記録された。29件のEO事故のうち、17件が地雷事故、12件がERW事故であった。
3.2023年1月から12月の死傷者の概要
2023年1月から12月で32人のEO死傷者が暫定的に記録された。この数字は2022年の1月から12月に記録された41人のEO死傷者に比べて22%の減少を示している。
32人のEO死傷者:
17人が地雷死傷者、15人がERW死傷者
4人が死亡18人が負傷、10人が手足切断
25人の負傷者が男性、6人の負傷者が18歳未満の男の子、1人が女性
4.2023年12月の事故概要
2023年12月にバッタンバン州の地雷によって2件の事故が引き起こされた。
2023年12月の地雷事故エリアに関する情報
・1件:作物畑での事故
・1件:採餌中の事故
5.2023年12月の死傷者の概要
2023年12月に2人の負傷者が出た。
2人の死傷者:
2人とも地雷負傷者
1人は負傷、1人は足切断
1人の負傷者は男性、1人の負傷者は18歳未満の男の子
事故時の活動:農業活動のための土地の清掃、食料の収集
2024年3月22日更新
大変ありがたい事に今月に入って事務局に寄せられて来る支援品の量がかなり増えてきたように感じます。12月時点でからみても集計済みハガキ、切手がかなり積みあがって来ました。
全国からご支援頂きました皆様方本当にありがとうございます。受領のお礼状は時間はかかっても可能な限り(不要とのお断りがない限り)発送させて頂きます。
2024年3月13日更新
船内で、6回目となる地雷問題の講演を行いました。
「カンボジアの歩み〜歴史の記憶と未来の希望」というタイトルで、ベトナム戦争からポル・ポト政権による虐殺、地雷問題の背景などについて話しました。 また、将来に繋がるカンボジアの教育事情にも触れました。
多くの方がカンボジアや地雷問題に関心を持たれるようになり、CMCのツアーがいつ行われるのかとの問い合わせが寄せられています。
帰国したら、打ち合わせをして、具体的な日程などの調整を始めたいと思います。
かつて帰国後に愛知事務局が結成されたように、新たな支援の輪が広がることを願っています。
2024年3月10日更新
佐世保ロータリークラブの例会で卓話者として講演をさせていただきました。CMCの理事としてカンボジアについて話すのは初めてです。ちょっと新鮮な気持ちがして良かったです。上手く伝わっていればいいのですが。
「カンボジアの今」と題して、カンボジアの歴史と先般ツアーに行った内容を交えながら現状についてお話させていただきました。2時間くらいあるといいと思いました。
講演:CMC理事 曽和 英徳
2024年3月7日更新
船上で5回目の講演を行いました。
早いもので、残すところ25日となりました。この間に地雷問題やカンボジアについて関心を持つ方が増えたのが嬉しいです。
今回は乗船された12ヶ国の方々に理解頂けるよう英語・中国語・韓国語の同時通訳での4ヶ国語対応となりました。終了後、中国・上海や韓国・ソウルから参加された方や日本で看護師をされてる方から、もっと話を聴きたいとの申し出がありました。
次は3月10日に講演の予定です。「地球人として地球人のために」考え、行動する方々が増えることを願っています。
2024年3月4日更新
2月24日カンボジアでは地雷啓発デイとなっております。ちなみに毎年4月4日は国際地雷デイ(正式名称:地雷に関する啓発および地雷対策支援のための国際デー)です。
CMC事務局には学校、団体・企業、個人の方々から地雷撤去支援のためのハガキ、切手、テレカ等多数の支援品が送られてきています。
支援品と共に沢山のお手紙を頂戴していますが学校での取り組みにおいて、子ども達はCMCからの「書き損じハガキ回収プログラム」のチラシをもとに地雷問題への理解を深めた上で活動いただいている事が分かります。いくつかご紹介致します。
地雷問題の理解・啓発に取り組んで頂き本当に有難うございます。
2024年2月23日更新
大学の方は春休みに入ったという事で今年もインターンの受入れを行う事になりました。
今年は福岡女子大学国際文理学部国際教養学科2年の小石沙也香さんに参加頂く事になりました。ご本人も現在学生団体のNGOに参加されており国際協力の理解を深めたいとの思いで応募されました。
今日から3月24日までの期間で8日間お願いすることになりました。
2024年2月10日更新
小郡市の江口智子様が事務局に訪問くださり、寄付金とテレフォンカード、切手をお預かりしました。以前より広報誌や新聞の方でCMCの事は存じられており、今回は事務局ボランティアの件でもご質問を頂きました。
事務局の方では1月、2月と書き損じハガキのご支援以外にも寄付金を多数の方から郵送頂いております。
皆様からのご支援、ご協力に心より感謝申し上げます。
2024年2月2日更新
千葉市の広報誌「ちば市政だより Chiba」にて書き損じハガキ回収の記事を掲載頂きました。今月に入り千葉市民の方々から多数の支援品とお手紙を頂いています。ご支援本当に有難うございます。
2024年1月16日更新
船内2回目の講演を行いました。
タイトルは「あなたにも出来る国際協力〜カンボジアから地雷を無くそう!」募金は能登地震に使ってくださいということをお伝えした上で、私が活動を始めた訳から話しました。
1時間で話しを締めましたが、終了後たくさんの方が質問に来られました。
コロナ明けで乗船客が多数いらっしゃいますが、歩いていると、挨拶や話し掛けてくる方が随分増えて来ました。
2024年1月7日更新
タイトルは「未来への一歩 カンボジアの地雷撤去支援と平和への道」先ず、1月1日に石川能登半島で起きた地震の犠牲者、被災者の皆様。またパレスチナ、ミャンマー、ウクライナなどで無慈悲に殺戮された命に対し、黙祷を捧げました。
今回は、質問を受ける時間はありませんでしたが、終了後日本各地の方々が、ご挨拶や質問に来られました。
日本以外の国と地域からの乗船客のために日本語・英語・中文・韓国語4ヶ国語対応の講演がアフリカ経由後に追加される事になりました。
2024年1月6日更新
新年あけましておめでとうございます。
新年早々に書き損じハガキ回収にご協力頂いた皆様、誠に有難うございます。写真は三が日で事務局に届けられたハガキ・切手etcです。
12月までは回収状況が芳しくなかったのですが、広報誌掲載も少しづつ獲得出来てますのでこれからに期待したいと思います。
2024年1月5日更新
株式会社データ・マックスの動画サイト「NET IB」に出演しました
内容は「25年にわたるCMCの活動を振り返って」
先月のCMCスタディツアーで記念式典直前にカンボジアから帰国した茅野雅弘さんの質問に答える形で収録されました。
MCの活動を少してでも知って頂けば、有難いですね。
2023年12月10日更新
CMCスタディツアーの反省会を開催しました.
15名のツアー参加者のうち12名の参加でスタートしましたが、終盤に水嶋・宮田両氏が駆けつけられて14名の出席となりました。
今回は、小学生・中学生・大学生の参加もあり、それぞれの世代の感じ方があったと思います。
私は体調不調で見送りの後、入院になりましたが、チームワークも良く、任務を果たされたのは本当に嬉しく思います。
曽和団長、田中副団長お疲れ様でした。
また、会場の「イタリアンバジル」のオーナー熊木さんから私のCMC理事長退任に対するお祝いを頂きました。本当に有難うございました。ご参加の皆さま、CMCの活動へのご理解お力添えを、今後とも宜しくお願い申し上げます。
2023年12月6日更新
毎年「文化の日」に開催されて来た福岡県立修猷館高校の出前授業で「地雷問題と貴方に出来る国際協力」と題して授業を行いました。
出前授業が始まって今年で20年だそうですが、私が講師として呼ばれてからも15年ほと経ちました。福岡高校出身の私にとって、修猷館での授業は気合いが入ります。
今回は、私の高校時代からを思い起こしながら、今の修猷館の生徒諸君に語り掛ける形で話しました。
地球人として、一度しかない人生を楽しんで欲しいと思います。
2023年11月3日更新
「香椎校区人権尊重推進協議会」主催で「命」をテーマとした講演を行いました。今年に入ってリアルでお話し出来る機会が増え、来場者の皆さんの反応を確認しながら話したり、質問を受けれるのでとても有り難く思います。
今回は、特にライオンズクラブの友人や、福岡高校の同級生、かつてのマスコミ関係者などの知人が来てくれていて、嬉しかった。
カンボジアや地雷については、あまり聴いたことがない方が多く、質問も出されて話し甲斐ががありました、本当に有難うございました。
2023年7月22日更新
中村学園大学「流通科学部」の学生を対象に「グローバル人材特別講義」を行いました。河原繁憲准教授の担当で、「カンボジアの現状理解とあなたにできる事」についてお話ししました。
河原准教授は、ベトナムの専門家で「九州ベトナム友好協会」の副会長もされています。学生諸君も特別講義を通してグローバルな視野と行動力を身につけてくれるものと期待しています。
質疑応答では熱心な質問が出されましたが時間の関係でお二人しかお答えできなかったのが残念でした。
2023年7月4日更新
福岡市立舞鶴小中学校(野坂和幸 校長)にて、中学校の3年生全員(約100人)を対象に平和学習を行いました。
78年前の第二次大戦末期、6月19日には米軍による福岡大空襲により、約2千人の福岡市民が犠牲になりました。また6月23日は、沖縄における地上戦が日本軍の敗北により終結した日です。
沖縄戦では、島民の約4分の1にあたる20万人以上が犠牲になるという痛ましい戦いでした。
本日は過去の問題としてではなく、現在も続く地雷問題についてお話ししました。カンボジアに止まる事なくミャンマーやウクライナで苦しんでいる人々に心を寄せ、地球人として考え行動する人間になって頂ければ思います。
2023年6月22日更新