パソコン技術訓練による地雷被害者・地雷原生活者収入向上プロジェクト③~バッタンバンにて業務開始~
1月13日(月)
ダイロクでの2か月間のパソコン訓練を無事終了し,ロン・チャンティとスレーン・ハイの2名は1月8日よりバッタンバン事務所にてパソコンの画像切抜き業務を開始しました。初日はダイロクの廣田社長がプノンペンからお越しになり,ダイロク(プノンペン)とCMC(バッタンバン)の間で円滑にデータがやり取りできるかのシステムチェックをしてくださいました。廣田社長からは,システム上の問題は今のところ特にないとおっしゃっていただいたのでまずは一安心。ここから先は,彼らのがんばり次第ということになります。
廣田社長が見守る中,順調に初日業務をこなしました。
業務に関してはこれから徐々に軌道に乗っていくことでしょう。さて一方で生活面については,バッタンバンでもプノンペンの時と同様,事務所近くにとった宿において共同生活することになります。
プノンペンの時と似たような作りの部屋ですが,プノンペンの時より広く,そして安い。
台所も一応ついています。
勤勉なチャンティは余暇を使って独学で日本語の勉強もしているようです。
プノンペンにて1$で買ったという日本語学習の本。
初学者が独学でやるには説明が少なく難しすぎる印象。しかも作りがかなり大雑把。これだと挫折するのも時間の問題かも・・・。
プノンペンのダイロクでは,日本から発注された仕事内容をカンボジア語に翻訳するスタッフもいます。それに触発されたかどうかは分かりませんが,2か月間のプノンペン生活の中でいろいろと刺激を受けてきたようです。いい機会なのでやる気があるなら私も彼の日本語学習に付き合ってみようと思います。
チャンティのノート。けっこうきれいな字を書いてます。
とにもかくにもこの事業が今後軌道に乗り,発展していいけるよう,彼らを支えていきつつ彼らのがんばりに期待したいです。
2人で切磋琢磨して,この事業を盛り上げていってくれ。
文責:曽田実
2014年1月14日更新