活動予定

地雷危険回避教育プロジェクト①******~MREトレーナー決定!~

Report |1 Jul, 2013

地雷・不発弾被害が多い国において、撤去と共に重要視されているのが、被害を未然に防ぐために注意を喚起する地雷・不発弾回避教育。
カンボジアではCMAC(カンボジア政府直轄の地雷撤去団体)をはじめとした地雷・不発弾撤去団体による危険回避教育(MRE)が村のコミュニティレベルで行われています。

CMACのMREスタッフによる危険回避教育。子供たちに地雷・不発弾の危険性を訴える

カンボジアでは、未だに子供たちが地雷・不発弾と認識せずに遊んでいて被害に遭うケースが少なくありません。こうした現状を受け、CMCでも地雷・不発弾危険エリアでMRE(危険回避教育)を独自に行うプロジェクトを実施する運びとなりました。
今井記念海外協力基金の助成を受け、今年の4月より地雷危険回避教育(MRE)トレーナーの募集を開始。19名という多数の応募があり、その中から見事こちらの3人がMREトレーナーとして採用されました。

19人の応募の中から、MREトレーナーに採用された3人

Ravuth 22歳 子どもたちに英語を教えていたということもあり、子どもの扱いになれている様子。チームのまとめ役として期待できる子

Sokha 19歳 子どもたちに祝日だけ英語を教えていた経験がある。職務経験は少ないが、CMACのMRE指導者が期待する子

Dara 24歳 MREトレーナーと駐在員のアシスタントとして採用。過去にNGOにて農村地区で活動してきた経験もあり。現場で培った能力をぜひ発揮してもらいたい。

彼らは7月と8月の2か月間CMAC指導のもとMREに関する知識を身につけるとともに、農村各地の学校にて模擬演習を行い人前で教えることに慣れるトレーニングを行います。
9月~12月は地雷被害の多いバッタンバン、パイリン、バンテアイ・ミェンチャイ州において本格的にMREの指導を行う予定です。

 

 

2013年7月2日更新

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