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    CMCトゥールポンローみおつくし中学校訪問

    2月25日(水)

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    今回「CMCトゥールポンローみおつくし中学校」を訪問した任務は、奨学金を授与する子ども達の決定を対象者本人と保護者、校長に報告する事だった。

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    地雷はあるが学校は無く、進学出来なかった子ども達の為に中学校を建設しましたが、卒業出来る子は入学時より大幅に減少するという現実。貧困のため、中退し農作業をしたり隣国タイに出稼ぎに行くしかない子ども達。その状況を少しでも改善しようと、建設時にも協力頂いた「株式会社データ・マックス」児玉社長のお力添えで、しっかりとしたビジョンを持った男女1人ずつの子ども達に、中学を卒業し高校を出るまで奨学金を提供する事にした。

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    いよいよ、その発表である。

    今回、奨学生に選んだのは、タエム・レアカサー君( 14歳 ) とミエン・クンティアさん( 14歳 ) の男女2人。

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    保護者、校長を交え、子ども達が夢の実現に向かって進めるように、中退させたり、働かせたりせず、奨学金は子どもの教育にだけ使う事などを文書で確認。資金は振込で行う事を決めた。

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    タエム・レアカサー君( 14歳 )

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    ミエン・クンティアさん( 14歳 )

     

    2人とも、とても嬉しそうで、しっかり勉強をして欲しいものです。

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    任務完了後は学校の皆さんと楽しく交流しました。全員で記念撮影を行なって別れました。

    子ども達が名残り惜しそうに、バイクでバス迄送ってくれました!

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    2015年2月26日更新

    CSHD地雷原視察

    2月25日(水)

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    朝7時にホテルを発ち、タイ国境のパイリンに向う。アキラの地雷撤去団体CSHDに合流するのだ。走る事、丁度2時間パイリン市郊外のクロン村地雷原着。村の状況につきブリーフィングを受ける。

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    クロン村は山に位置し、内戦中の1983年から89年にかけ、ポルポト派の拠点で、政府軍との激戦地。29725㎡が地雷原として残った。今月15日から撤去作業に取り掛かり6625㎡を終えた所だという。

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    その際、対人地雷PMN3発と不発弾3発を発見していた。早速、ヘルメットとプロテクターを着け現場視察。山中での作業は大変なものだ。新たにPMN-2地雷が発見された。

    視察を終え、昨日発見されたPMNを爆破処理。大きな樹の後だった為、爆破音は凄かったが、硝煙は見えにくかった。

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    アキラがシェムリアップで不在だったので、副隊長のサンボゥさんにドネーションを手渡し、マライ郡に向かった。

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    2015年2月26日更新

    MAG地雷原視察

    2月24日(火)

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    午前中にバッタンバンに到着、昼食後、直ちにMAG (マイン・アドバイザリー・グループ) のバッタンバンオフィスへ。地雷撤去現場であるバッタンバン州とパイリンの州境Kamrieng郡に向う。

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    コーサムロン地雷原ではMAGのMATチームNo13が活動していたが、9人という僅かな人数。それでも毎日1人当り820㎡をクリヤーにしているそうだ。

    この村には3家族15人の農民しか暮していないが、今回中国製の対人地雷タイプ69が6発と不発弾5発を発見していた。

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    酷暑の中、地雷撤去の様子を視察。本日発見されたタイプ69を爆破。

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    スタディーツアー参加者の皆さんにとっては初めての体験なので、爆破の威力に驚いていた。

    地雷爆破終了後、撤去現場でMAGへのドネーションを行う。

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    皆さんからの支援金を手渡しました。MAGへの支援金は、最近減る傾向にある様ですが、2020年までにカンボジアの地雷被害者ゼロを目指し、共に活動を継続したいと思います。

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    地雷原からバッタンバン市内に戻り、MAGのオフィスへ。たまたま、MAGのカンボジアプログラム、カントリーディレクターのアリスター・モア氏が来てあり、私との初の出会いを喜んでくれました。

    彼はCMCの15周年記念式典に祝辞を寄せて呉れていましたが、会うのは初めて。MAGに対するCMCの17年に渡る支援に対し、心から感謝の意を表してくれました。

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    何事も継続による信頼の絆だと思います。これらは全て、CMCをご支援頂いた皆様のお蔭です。

    有難うございます!

    2015年2月25日更新

    ちよだ地球市民ツアー

    12月19日(金)

    画像① 高校生たちが「日本の高校生の1日」をコーントライ中の生徒たちに紹介しています。

    高校生たちが「日本の高校生の1日」をコーントライ中の生徒たちに紹介しています。

    12月19日(金),『ちよだ地球市民ツアー』の17名の皆様がコーントライ中学校を訪問されました。このツアーに参加した高校生,大学生は,事前にカンボジアの内戦について調べたり,現地での発表内容を考えたりと,現地で行うプログラムの準備をかなり前からしていたようで,皆学習への意識が高く,熱心さが伝わってきました。

    画像② コーントライ中の先生方へ学校のことについていろいろと質問しました。

    コーントライ中の先生方へ学校のことについていろいろと質問しました。

    画像③ 地雷被害に遭われた方にも学校に来ていただき,インタビューをしました。

    地雷被害に遭われた方にも学校に来ていただき,インタビューをしました。

    画像④ 昼食後は生徒たちと縄跳びやサッカー,バレーボールなどをして遊びました。

    昼食後は生徒たちと縄跳びやサッカー,バレーボールなどをして遊びました。

    画像⑤ 最後はツアー参加の高校生,大学生がコーントライ中生徒へ歌と踊りを披露しました。写真は「ソーラン節」を踊っている様子。

    最後はツアー参加の高校生,大学生がコーントライ中生徒へ歌と踊りを披露しました。写真は「ソーラン節」を踊っている様子。

    参加した高校生,大学生は皆しっかりと学び,そして交流も楽しんだようです。2月にこのプログラムの報告会があるようですが,ツアーで体験したことしっかりまとめて,さらにその先の学びに繋げていってもらいたいものです。

    文責:曽田実

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    「ボイス・オブ・ハート」プロジェクト応援よろしくお願いします。

    https://readyfor.jp/projects/cmc

     

     

     

     

     

    2014年12月22日更新

    地雷・不発弾危険回避教育⑱

    カンボジアの公立学校の新年度始業に合わせて,1111()よりMRE(地雷・不発弾危険回避教育)を開始しました。

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    バッタンバン州コックロロー郡にあるプレイプダウ小学校。ラブットが教壇に立ち,子どもたちを指導しています。奥の女性はこのクラスの担任の先生。

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    新スタッフのラタナも教壇に立ちます。最初ということもあってか,やや緊張気味でしたが,しっかりと授業していました。

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    ソカー。アンケート用紙への記入の仕方を説明しています。

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    ダラ。今年も申請書類の作成やアンケート結果等の集計,欠員が生じた場合の応援等,様々な場面で動き回ってもらいます。

    昨年の反省を生かし,スタッフ間でしっかり連携をとって,実りある活動をしていけたらと思います。

    文責:曽田実

    過去の記事

    地雷危険回避教育プロジェクト①******~MREトレーナー決定!~

    地雷危険回避教育プロジェクト②******~MREトレーナー初現場訪問!~

    地雷危険回避教育プロジェクト③******~うまくいかない時もある~

    地雷危険回避教育プロジェクト④******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑤******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑥******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑦******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑧******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑨******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑩******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑪~実践演習~

    地雷危険回避教育プロジェクト⑫~各小中学校にてMRE開始~

    地雷危険回避教育プロジェクト⑬~田舎の情景~

    地雷危険回避教育プロジェクト⑭

    地雷危険回避教育⑮

    地雷・不発弾危険回避教育⑯ ~新年度事業始動,新スタッフ加入~

    地雷・不発弾危険回避教育⑰

     

    2014年11月28日更新

    地雷・不発弾危険回避教育⑰

    画像① チャンタさんから地雷についての説明と,「子どもたちへの説明の仕方」などのMRE実践についての説明をしていただきました。

    チャンタさんから地雷についての説明と,「子どもたちへの説明の仕方」などのMRE実践についての説明をしていただきました。

    只今,11月より始動するMREに向けて着々と準備を進めているところです。

    1014()から15()の祝日を挟んで17()までの3日間,CMACでMRE担当をしておられるチャンタさんを事務所にお迎えし,スタッフに講義をしてもらいました。チャンタさんからは,カンボジアでの内戦の歴史やその後の地雷・不発弾の問題,CMACの活動状況などを説明していただきました。また,事務所で模擬授業も行い,実践に向けた指導もしていただきました。

    画像② 地雷の危険性やMREに関するビデオも用意してくださり,一緒に見ました。

    地雷の危険性やMREに関するビデオも用意してくださり,一緒に見ました。その向こう側では,ウクとヴィチャットが画像切り抜きの仕事をしています。

    画像③ 模擬授業。今年度加入したラタナが模擬授業を行い,他のメンバーはこども役をやっています。

    模擬授業。今年度加入したラタナが模擬授業を行い,他のメンバーはこども役をやっています。

    また16()には特別にお願いし,ラタナックモンドル郡の小学校にて,CMACによるMREの実践も見学させてもらいました。視覚教材(ポスター)を使っての説明や,受講者とのやり取りの中で授業を進めて行くやり方など,基本的にはCMCが昨年度行ったやり方と形式はほぼ同じですが,視覚教材の見せ方や柔らかい物腰での語りかけ,説明のテンポなどCMACの熟練された授業はCMCスタッフにとっても大いに参考になったと思います。

    画像④ 長期休業中の小学校の教室に村人を集めMREを実施。

    長期休業中の小学校の教室に村人を集めMREを実施。

    画像⑤ ポスターを使って地雷・不発弾を説明

    ポスターを使って地雷・不発弾を説明

    11月に入るとすぐに水祭り休業が入るので,学校の始業は(CMCのMRE始動も)11月10日(月)からとなります。現在,地雷・不発弾の事故状況や残存状況などを踏まえて,どの地区のどの学校でMREを実施するかの計画を立てているところです。しっかりと準備して臨めればと思います。

    文責:曽田実

    過去の記事

    地雷危険回避教育プロジェクト①******~MREトレーナー決定!~

    地雷危険回避教育プロジェクト②******~MREトレーナー初現場訪問!~

    地雷危険回避教育プロジェクト③******~うまくいかない時もある~

    地雷危険回避教育プロジェクト④******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑤******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑥******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑦******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑧******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑨******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑩******

    地雷危険回避教育プロジェクト⑪~実践演習~

    地雷危険回避教育プロジェクト⑫~各小中学校にてMRE開始~

    地雷危険回避教育プロジェクト⑬~田舎の情景~

    地雷危険回避教育プロジェクト⑭

    地雷危険回避教育⑮

    地雷・不発弾危険回避教育⑯ ~新年度事業始動,新スタッフ加入~

     

     

     

     

     

     

    2014年11月7日更新

    パソコン技術訓練による障がい者収入向上プロジェクト④

    ~訓練終了,業務開始~

    画像① 初日,廣田社長の見守る中での業務開始。

    初日,廣田社長の見守る中での業務開始。

    7月7日(月)よりプノンペンのCambodia Dairoku Inc.にてケ・ウクとヒン・ヴィチャットのパソコン訓練が始まったことは以前の現地活動レポートで述べました。その後,廣田社長をはじめ,Dairoku Inc.の社員さんたちのご指導の下,ウクとヴィチャットは順調に課題をこなしていき,9月5日(金)に無事2か月間の訓練を修了し,9月16日(火)よりバッタンバン事務所にて画像切抜き業務を開始しました。

    業務初日となった9月16日(火)には,Cambodia Dairoku Inc.より廣田社長にお越しいただき,事務所のパソコンやインタネット環境などのシステムチェックをしていただきました。システム上の問題はないとのことで,現在はCambodia Dairoku Inc.から受注した仕事(画像切抜き)を日々こなしています。

    画像② 同じ事務所内で仕事をしている他のスタッフも気になって覗き込んでいます。左がラブット,右がダラ。

    同じ事務所内で仕事をしている他のスタッフも気になって覗き込んでいます。左がラブット,右がダラ。

    今のところ特に大きな問題もなく,毎日出勤し順調に業務をこなしています。今後,業務を通して更に技術向上をはかり,たくさんの仕事を任せてもらえるようになってもらいたいものです。それと同時に,こちらもできる限り彼らにとって働きやすい環境を作っていければと思います。

    画像③ 2人で協力し合い,切磋琢磨しながらこの事業を盛り立てていってもらいたいものです。 

    2人で協力し合い,切磋琢磨しながらこの事業を盛り立てていってもらいたいものです。

    文責:曽田実

    過去の記事

    パソコン技術訓練による障がい者収入向上プロジェクト

    パソコン技術訓練による障がい者収入向上プロジェクト➁

    パソコン技術訓練による障がい者収入向上プロジェクト③

     

    2014年11月6日更新

    CMCバッタンバン事務所改装

    画像⑫ 看板

    CMCの看板

    スタディツアー期間の合間を縫って(後述するパソコン事業のための環境整備の一環として),CMCバッタンバン事務所の扉を新しく付替え,さらに看板も設置しました。スタッフがはたらきやすい環境を整えるべく,また様々な訪問者に備えるべく,今後もしっかりと環境整備に努めていければと思います。

     

    画像⑬ 新しく付け替えたガラス扉。

    新しく付け替えたガラス扉。

    文責:曽田実

    2014年11月5日更新

    コーントライ中学校・トゥールポンロー中学校卒業式

    画像⑩ コーントライ中学校卒業生

    コーントライ中学校卒業生

    今年も,コーントライ中学校及びトゥールポンロー中学校にて,卒業式が執り行われました。コーントライ中学校は第4期生,トゥールポンロー中学校では第2期生がそれぞれ卒業証書を授与されました。卒業生のほとんどが高校へ進学するようです。将来に向けて,これからもしっかりと勉学に励んでいってもらいたいものです。

    画像⑪ トゥールポンロー中学校卒業生

    トゥールポンロー中学校卒業生

    2014年10月31日更新

    NGO駐在員と行く!夏休みカンボジアスタディツアー2014

    画像⑥ カンボジアのごく一般的な家庭料理。おいしくいただきました。

    カンボジアのごく一般的な家庭料理。おいしくいただきました。

    8月から9月にかけて,4本のスタディツアーを催行しました。

    ●1本目(8月10日~8月14日),参加者9名

    ●2本目(8月17日~8月21日),参加者11名

    ●3本目(8月24日~8月28日),参加者9名

    上記3本は3月に催行した『NGO駐在員と行く!春休みカンボジアスタディツアー2014』とほぼ同じ内容でしたが,今回新たな企画として,田舎のお家を訪問して,昼食作りをする「カンボジア生活プチ体験」を実施しました。訪れた各家庭でカンボジアの生活様式の一旦を垣間見ることができたのではなかったでしょうか。また上記3本のうち2本目のみでしたが,シェムリアップ市郊外のひっそりとした森の中で森本喜久男さんという方(日本人)が運営するクメール伝統織物研究所に今回初めて訪問しました。森を再生し,その中で村を興し,失いつつあった伝統工芸を復興させるという森本さん独自の手法と理念,更には彼の人生観にも触れることができました。

    画像⑦ 伝統織物研究所の工房を見学しました。

    伝統織物研究所の工房を見学しました。

    ●4本目(9月7日~9月11日),参加者26名

    この回は,福岡にある西南学院大学の国際交流サークル「Think & act」のメンバー21名と上記夏休みツアーへ応募された5名の,合わせて26名の大所帯でのツアーとなりました。行程も3日目はボップイ小学校(バッタンバン州)訪問を入れるなど,上記1~3本目のツアーとは異なったものとなりました。

    9月7日(日),参加者の1人の荷物が届かないという不測の事態も発生しましたが(翌日の夕方無事に届きました),全員無事カンボジアに到着しました。

    9月8日(月),トンレサップ湖,アキラ地雷博物館,義足リハビリセンターをそれぞれ訪れ,夕方からバッタンバンに移動しました。途中夕食をはさみ,この日の宿に着いた時には夜10時をまわっていました。

    画像⑧ ボップイ小学校にて西南学院大生によるダンス披露

    ボップイ小学校にて西南学院大生によるダンス披露

    9月9日(火),最初にボップイ小学校を訪問しました。ここでは,Think & actのメンバーが企画したダンス披露や焼きそば作りを通して,子どもたちと交流しました。その後,学校の近くにあるボップイ村村長のお宅を訪問し,村長からボップイ村の現状や地雷被害者でもあるご自身についていろいろお話を伺いました。夕方,プノン・ソムパウを訪れた後,バッタンバンの障害者団体と夕食会にて懇談しました。

    画像⑨ 焼きそば作り。悪戦苦闘しながらもおいしい焼きそばができました。

    焼きそば作り。悪戦苦闘しながらもおいしい焼きそばができました。

    9月10日(水),バッタンバンを出発してコーントライ村へ。ここで6グループに分散して,それぞれ別々の民家を訪問し,昼食作り体験をしました。午後はトゥールポンロー中学校を訪問し,生徒たちと交流しました。

    9月11日(木),終日アンコールワット遺跡群の観光や市場でのお買い物を楽しみました。

    今回,約1か月間で合計4本のツアーを催行しました。4本のツアーの中で,ある参加者は台風でカンボジアに飛ぶ飛行機が欠航,別の便で夜中に到着して一人空港からタクシーでホテルに向かう際,高額料金をぼったくられたり(通常7$のところを40$!!)また別の参加者は自身は無事カンボジアに到着したが預け荷物が別の空路を旅していてカンボジアに届いておらず,すぐに空港側に掛け合ったが,結局届いたのが翌日の夕方だったりと,想定外の出来事もいくつかありました(本来はそれも含めて想定すべきでしょうが・・・)。ただ終わってみればいい思い出,そして勉強になったと思います。今回最も不運だったのが,ツアー2日目の朝に体調不良を訴えるとともに発熱,その後悪化して病院で検査を受けたらインフルエンザと判明,ツアー最終日に退院し,病院から空港へ直行してそのまま帰国というケースでした。こういうことも起こりうるのだと改めて実感すると同時に,いろいろな状を想定してそれに備えることの重要性も改めて実感しました。インフルエンザでツアーを棒に振ってしまった方も,これに懲りずまた機会を見つけて遊びに来てほしいものです。

    文責:曽田実

    夏休みツアーの映像はこちら→  http://youtu.be/LOjkxpX7ROE

     

    2014年10月29日更新

    ボップイ小学校校舎修繕

    画像① 傷んでしまった屋根のトタンを取り外します。

    傷んでしまった屋根のトタンを取り外します。

    82日から6日にかけてボップイ小学校の校舎修繕工事が行われました。工事は無事終了し,あとは新年度(11に入ったら,子どもたちに水タンクの蛇口をはじめ,学校の備品等を大切に扱うよう指導する予定となっています。

    画像② 屋根のトタンが張り替えられています。

    屋根のトタンが張り替えられています。

    画像③ ボコボコだった床をセメントできれいに塗り直しています。

    ボコボコだった床をセメントできれいに塗り直しています。

    画像④ 水タンクの蛇口を付け替えます。

    水タンクの蛇口を付け替えます。

    画像⑤ 今後は子どもたちが乱暴に扱って壊してしまうことがないよう,根気よく指導していかなければなりません。

    今後は子どもたちが乱暴に扱って壊してしまうことがないよう,根気よく指導していかなければなりません。

    文責:曽田実

    2014年10月24日更新

    インターンシップ報告書 後藤宏基

    9月4日~22日

    こんにちは。

    今回94日から22日まで、インターンとして現地事務所にお世話になりました、西南学院大学二回生の後藤宏基と申します。

    現地ではたくさんのお仕事を体験させていただきました。

    まずはCMCの現地事務所で9月から始まるパソコン業務のためのPCを2台、プノンペンからバッタンバンへバスで7時間かけて運びました。実際にスタッフのヴィチャットとウクがそのパソコンで依頼を受けて仕事をしている姿を見て素直にうれしかったですし、CMCの障害者に対する就業支援も素晴らしいと思いました。

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    他にもスタディーツアーのアシスタントをさせていただきました。今回は30名近くもの参加者の方がいらっしゃいましたので団体を動かすのは大変でしたが、私自身アシスタントとしてそしてツアーの参加者としても良いツアーになったと思います。そして事務所でツアーの領収書のチェックを行いましたが、やはりスタディーツアーを計画する側ってものすごく大変そうでした。アシスタントをすることでツアーの参加者からは見ることの出来ない現地駐在員の方々の苦労と努力を垣間見ることができました。今後の学生生活、そして社会人になるにあたって貴重な体験ができました。

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    そして今回、何よりの大仕事だったのが926日に来日されるソピアップさんの代理のビザ申請でした。

    私自身、今回のカンボジアに来る為にビザを取ったのですがもちろん外国の地で外国人の為にビザを取るのは勝手が違います。今回の申請は日数的に失敗することが許されませんでした。慣れないプノンペンの地で必要な書類をプリントアウトする為にインターネットショップを探しました。(日本では考えられません)それに加え普段の会話では全く使うことのない英単語やカンボジアならではのシステム(身分証明書にIDがあります)に悪戦苦闘していました。現地スタッフのラブットの力を借り、現地や福岡の事務所に連絡を掛けまくり何とか夜中までにビザ申請の書類をまとめることが出来ました。次の日の大使館でも下手くそな英語と意思疎通の最終手段であるボディーランゲージを駆使し何とか受け付けてもらえました。達成感よりも安堵感が大きかったのを覚えています。ぜひソピアップさんの来日がCMCにとってそしてこれからソピアップさんと関わる日本人にとって良いものになってくれたら嬉しいです。本当に良い体験をさせていただきました。

    今回、上記の仕事のおかげでシェムリアップ、バッタンバン、プノンペンの三都市とボップイ村やコーントライ村といった田舎を見ることが出来ました。

    ここで感じたことはカンボジアに対する日本人の認識と実際のカンボジアは全くもってかけ離れていたということです。

     おそらくカンボジア行ったこと無いほとんどの人がカンボジアに対するイメージは『地雷』や『危険』『貧困』などなどだと思います。

    これは半分正解、半分間違えだと思いました。

    確かに皆さんのイメージが事実ではないとは言い切れません。実際に僕はスタディーツアー以外でも何人もの地雷被害者を目にしました。

    しかし今、地雷被害者はゼロとまでは行きませんがCMC理事長の大谷さんによると政府やアキラ氏やCMCをはじめとする団体のおかげで2000年から比べて13分の1に減っているそうです。

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    そして私が滞在したバッタンバン、プノンペン、シェムリアップには地雷の看板など一つも立っていませんでしたし、地雷が埋まっていることを示す看板は一つも見ませんでした。

    普段日本で何の不自由も無く過ごしている人たちがちょっとした情報に踊らされてカンボジアや他の発展途上国に対して危険であるという固定観念が強く染み付きすぎてはいないでしょうか?

    たかが三週間足らずのインターンしかしてない私が言うのはおこがましいかとは思いますが、カンボジアに対して何かをしようと思うのであればまずは現地へ行き、何が問題になっているのか、何が必要なのかを自分の目で見ることが何よりも大事なのではないかと思います。

    僕に出来ること

    それはこのカンボジアで学んで来たことを出来るだけ多くの人に伝え、少しでもカンボジア、もしくは他の国について興味を持ってもらうことだと思います。

     僕自身も残された大学生の時間を大切にする為にここで得た経験を必ずや次に繋げたいと思います。

    さて、堅いお話はここまでにして

    次はクメール料理レポートをしたいと思います!

    そもそも、まずはカンボジアに行くのであれば値段を知る為に『これいくら?』という表現や数の表し方などを知っておいた方がいいと思います。よほど体裁が整ったお店ではない限り値札やメニューなどは存在しないからです。上記の言葉さえ覚えておけば、高い値段で食べることはありません!安くておいしいクメール料理が食べられます!

    豚肉ごはん

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    これはその名の通り、ごはんに豚肉や玉子をのせた料理です。美味しくないはずがありません。朝食の定番ではないのか?と思うほど食べている人が多かったですね。値段も1ドル以下から2ドルほどのお値段で食べられます。お店によって味に差があるので色々食べ歩いてみるのもアリかと思います!誰にでもお勧めできる料理です。

    牛丼(番外編)

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    カンボジアのシェムリアップとプノンペンでは吉野家の牛丼が食べられます。お米は現地の人に合わせて作られていますが、上の具は日本そのままの味でした。知っているチェーン店なのに注文するときは英語という不思議な感覚を味わえますよ値段はちょっと割高ですが、長期滞在をして日本食が恋しくなった人にはおすすめです!

    ポンティアコーン

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    やはり、語らずにはいられません。もはや、報告書でおなじみのクメール名物のポンティアコーンです。一応、説明をしておくと孵化直前のアヒルの卵を茹でたものです。

    注文するといきなり殻を割る前のアツアツの卵が運ばれてきます。それをスプーンで割り中を繰り出して食べました。噂通りの見た目の凄まじさに僕も圧倒されましたやっぱり一口目は勇気が要りました。食べてみるとはいすっごく美味しかったです味はおでんと一緒に入った鶏肉と卵ですね。お気に入りすぎて初回に2個もたいらげてしまいました。カンボジアに行ったらぜひ食べてほしい一品です。

    ローカルレストラン

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    僕が病みつきになってずっと食べに行っていたレストランがこちらです。数種類の料理の中から一品を選びご飯と一緒に食べます。何回も通っていたのでほぼここにある料理は制覇しました!煮付けや煮込みといった料理が多く日本人の口に必ず合うと思います。

    最後はこちらの食堂の女将さんと仲良くなり写真を一緒に撮っていただきました!

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    本当に安くてオススメです!

    まとめると、クメール料理は日本人の舌に合うと思いました!

    お世話になりました理事長の大谷さん、現地事務所の曽田さんとスタッフの方々、福岡事務所でコンタクトを取ってくれた古川さん星原さん、一緒にインターンをした工藤さん、そして今回このインターンシップで私と関わって下さった全ての方々、本当に感謝しています。

    ありがとうございました。

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    西南学院大学 法学部 二回生

    後藤宏基

    2014年10月8日更新

    インターンシップ報告書 工藤夏美

    9月1日~12日

    はじめまして。私は福岡県立大学3年の工藤夏美と申します。専攻は社会学で、教員免許の習得に毎日苦戦しています。

    なぜ私がCMCのインターンシップに応募したのかというと、現地に足を運んで、実際カンボジアがどういうところなのかを身をもって体験したかったのと、実際NGOが現地でどのような役割を果たしているのかを知りたかったからです。私が9月1日から12日までの約2週間にのぼる現地での体験談と感想等をここに書いていきたいと思います。

    *1日目*

    シェムリアップ空港に到着後、とりあえず現地の人に明日バッタンバンに行きたい、バッタンバン行きのバスが出るバス停の近くのゲストハウスに宿泊したいという趣旨を伝えたら、なんとかバスチケットを購入でき、ゲストハウスに宿泊することができました。

    CMCインターンシップ報告書 -1

    ←ナイトマーケットの風景です。観光客が多かったです。日本語を話せるクメール人が多く、日本人観光客が多いのだというのを物語っていました。

     

    *2日目*

    乗り換えや休憩を含めて約5時間、やっと事務所があるバッタンバンに到着。 事務所に到着したら現地スタッフのラタナ、ラブット、ダラ、スロッさんと自己紹介をしたり、色々お話しました。落ち着いたらホテルに荷物を降ろし、スロッさんと散歩をしたり、実さんとスロッさんと私の3人で夕食を食べたりしました。

    *3日目*

    朝6時に事務所に集合し、休憩も含めて約3時間後、CMCが活動しているボップイ村に到着しました。現地スタッフの方に小学校の話を聞いたり、クメール語を教えてもらったり、お昼ご飯を一緒に食べたりして午前中はのんびりと過ごしました。

    午後からは、コーントライ地区でスタディー・ツアーで訪問する民家を探しに行きました。途中で大雨が降って大変でしたが、村人がホーム・ビジットの受け入れを快く受け入れてくれたので、円滑に進めることができました。

    *4日目*

    午前中にダラと一緒にペンキと刷毛を購入し、事務所のドアをペイントしました。それを終えた後、スタディー・ツアーで使う名札を作るために厚紙と紐を買いに行こうとしましたが思ったより大変でした。簡単に終わる仕事かと思いましたが、何件も店を回ったりして2時間くらいして仕事がようやく終わりました。

    CMCインターンシップ報告書 -2←マーケット内にある庶民的な美容院です。日本の衛生的でシンプルな美容院とは異なり、とりあえずごちゃごちゃしていてなんでもあるなーと思いました。

     

    *5日目*

    昨日購入した紐と厚紙を使って、スタディー・ツアーで使う名札の作成をしました。日本人の学生の名前をクメール語に直す作業をしたり、厚紙に紐を通したりして地道な作業をこなした結果、一つ一つ丁寧な名札が完成しました。CMCインターンシップ報告書 -2

    ←完成した名札です。実は紐の両端は火を使って固めてあります!

     

     

    *6日目*

    今日は事務所がお休みだったので、お散歩したりあちらこちらうろちょろしたりしてのんびりした時間を過ごしていました。

    CMCインターンシップ報告書 -3←私の大好きなドラゴンフルーツです。マーケットで1ドルで購入し、ホテルでスプーンを借りていただきました。

     

    *7日目*

    私とインターン生の後藤君はシェムリアップ行きのバスに乗りました。今日宿泊するホテルに荷物を降ろし、3人でスーパーの下見をしました。スタディー・ツアーの参加者が全員集まった後は、アプサラダンスを鑑賞しながらバイキングを楽しんだり、ナイトマーケットに足を運んだりしました。

    CMCインターンシップ報告書 -3←学生が到着するまで時間があったので、後藤君と空港の外で遊んでいました。

     

     

    *8日目*

    朝食を済ませた後、東南アジアで一番大きい湖、トレサップ湖を船やボートを使って周遊しました。自然がとてものどかで、景色がとてもきれいだったので、また機会があれば足を運びたいです。

    午後はアキラ地雷博物館と義足リハビリセンターに行きました。地雷博物館では衝撃的なことばかりでした。あらかじめカンボジアに行く前にポル・ポト政権や地雷についてある程度学習してきましたが、いざ目の前に取り除かれた地雷や不発弾を見たり、博物館内を観察してみると改めて地雷の恐ろしさや残虐性というのがひしひしと伝わってきました。義足リハビリセンターでは、義足が作られる過程やその経緯を教えてもらうことができました。義足を必要とされている人は地雷の犠牲者だけでなく、交通事故で足を失った方もいるのだという事が分かりました。

    夜はシェムリアップを離れて、バッタンバン市内のホテルに泊まりました。

    CMCインターンシップ報告書 -4←アキラ地雷博物館に展示されていた、かつてカンボジア国土に埋蔵されていた地雷の各々です。今の現地のクメール人は親切なのになぜ昔は…という葛藤がおきました。

    *9日目*

    昨日から移動ができないほどお腹の調子が悪かったので、薬を飲んだり絶食したりしてホテルの中で一日中休養していました。

    *10日目*

    朝ホテルを出発し、CMCが活動しているコーントライ村の民家にホームビジットに行きました。日本ではなかなか体験できないような料理の準備をしたり、ご馳走になったりしました。土壌の素揚げは普通に白身魚の味がしておいしかったです。食事を終えた後、日本人の学生が持ってきた折り紙や神風船、シャボン玉を使って子供たちと一緒に楽しく過ごしました。

    午後は近くの小学校を訪問しに行きましたが、タイミングが悪く大雨に遭遇したので、長い道のりをみんな靴を道路に埋没させながら移動したのでかなり疲れました。学校に到着後、私たちは一人一人生徒の席に座って算数を教えました。先生が割り算の解説をする時、計算の仕方が日本と違っていたので驚きました。算数を終えたら、一緒に折り紙をして、集合写真を撮ってお別れをしました。

    その後は長時間かけてバッタンバンからシェムリアップに向かいました。

    *11日目*

    朝食を済ませた後、ガイドさんに案内してもらってアンコール・トムやタプローム遺跡を鑑賞しに行きました。とても広大な土地での移動だったので、みんな足が棒になっていました。午後は再度アンコール・ワットに訪問し、マダム・サチコのお土産売り場や、デザートを食べに行きました。自由時間にはマッサージをしにいったり、ドクターフィッシュを体験したりして過ごしました。

    夜は帰国する学生を見送りにシェムリアップ空港まで行きました。お別れは寂しかったです。

    CMCインターンシップ報告書 -5←朝6時ごろのアンコール・ワットです。この写真に朝日とハスの葉が水面に映っていたらますます美しい光景だったと思います。

     

    *感想・考察*

    この約2週間のカンボジアでの生活は今思えば、はじけるようにあっという間でした。けれど一日一日が日本では体験できない、とてつもなく貴重で充実したものだったと思います。2週間のうち、思い通りにいかないこともトラブルもありました。例えば連絡が取れなくてこの先どうしたらいいか分からない、目的地の行き方が分からない、乗るはずのバスが動くなど…。けれど困ったときは現地の人が助けてくれる、もしくは自分でなんとかしなければならないという考えが強く動いて、柔軟性というよりも度胸が身についたと思います。それともう一つ身についたのは英語でのコミニュケーションです。一応大学受験でも大学に入ってからも、独学で英語の勉強はずっとしてきました。現地スタッフのダラ、ラブット、ラタナ、スロッさんとは基本英会話で、業務内容も英会話を使って伝達しました。また現地でも、英語が通じるクメール人には英語で目的や趣旨を伝えていました。自分の英語力が完璧だとは思っていません。文法が違ったり、aやTheが抜けたりしていたことは多々あったと思いますが、自分の意思や考えを伝えることについては、相手も理解してくれていたので、その分力になったと思います。

    今後この経験をどう活かすのかについて、先ずはもっと円滑にコミニュケーションをとれるようになりたいので、英語の勉強に精を出したいと思います。また自分が所属しているNGO(プラン福岡)で、この体験をいかしてどのようにして日本で途上国の人々の生活を認識させるか、もしくは広めていくのかについて考え、実行していきたいと思います。それと大学を卒業してからの指標が見えてきた気がしました。やっぱり途上国で働きたい。改めてそう思えるようになりました。

    今回のこの貴重な体験をすることができた背景には、CMCをはじめ、星原さん、曽田さん、現地スタッフの方々、後藤君、西南学院大学のみなさん、助けてくれたクメール人の方々、そして日本で見守ってくれた家族のおかげだったと思います。感謝してもしきれません。本当にうれしい限りです。本当にどうもありがとうございました。

    長文失礼しました。

     

    2014年9月29日更新

    夏休みツアー報告 

    9月7日~9月11日

    シェムリアップ国際空港にて、ツアー参加者が全員揃っている事を確認し、ツアー参加者とアプサラダンス鑑賞した後ホテルにてチェックインをし、久々のナイトマーケットをCMCメンバーの山田さんと一緒に散策しました。

    2日目、まずはトンレサップ湖へ。東南アジア最大の湖というだけあり、壮大な光景に感激しました。雨期に青空で晴天だった事は本当に幸運でした。0908_14

    アキラ地雷博物館ではツアー参加者が曽田駐在員の話を真剣に聞き入っていたのがとても印象的でした。この国
    の1975年以降の悲劇の歴史を目の当たりにした人にとってインパクトは強烈なものがあります。義足リハビリセンターでは、ツアー参加者へ施設概要を説明して頂いた後に、質疑応答を行い、CMCから施設へドネーションを行いました。シソポンにて夕食を摂った後、CMC事務所のあるバッタンバン市内へ到着したのは23時前でした。

    3日目、ボップイ安部小学校を訪問。学校の子供達は歌で、ツアー加者とCMCを大歓迎してくれました。

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    ツアー参加者は焼きそば作り、子供達にダンス披露、紙芝居、長縄跳びetcとバラエティーに溢れる内容で子供達と夢中で交流する光景がとても素敵でした。約5時間という滞在時間にもかかわらず、子供達をはじめ村のお母さん達もこのイベントに参加、ご協力いただき大変な盛り上がりとなりました。その後、バッタンバン市内にて地元の身障者バスケットボールチームとの懇親会となりました。曽田駐在員、現地スタッフのラタナ、ダラの手助けもあって、身障者とツアー参加者が楽しくコミュニケーションし、和やかな時間を過ごす事が出来ました。

    4日目、コーントライの民家をツアー参加者6グループに別れて訪問しました。0910_15_1私のグループは石原和幸氏のスカラーシップを受けて高校通学しているチア・ダリンさん宅でした。家族総出で出迎えて頂き、ツアー参加者と一緒に昼食を作り、さながらホームパーティといった感じでした。とても美味しい昼食を頂いたり、採れたてのココナッツを頂いて、ダリンさん一家の方々には本当にお世話になりました。午後は、大変な悪路をようやく徒歩で辿り着いたトゥールポンロー中学校にて曽田駐在員に数学の公開授業を行ってもらい、私達も一緒に子供達に数学のドリルの手ほどきをしましたが、簡単な問題であっても解法が異なるため、教えるのに苦労しました。数学に関して言えばここの中学生は日本で言う算数レベルの内容しか学べていない事を実感しました。

    5日目、ツアー参加者はアンコールワット観光でしたが、私とCMCメンバーの山田さんはシェムリアップ市内の、鬼一二三さんが運営されている日本語学校と、メアス・博子さんが運営されているスナーダイクマエ孤児院を訪問しました。鬼さんは朝からボランティアスタッフの受け入れで忙しくされていましたが、時間をとって頂き、お話させて頂きました。IMG_1351あのアキラ氏も鬼さんの教え子との事でした。また、この学校からオリンピックカンボジア代表を輩出したいと熱く語られていました。スナーダイクマエ孤児院では、メアス・博子さんは一時帰国でご不在でしたが、卒院生の日本語が堪能なラボさんに案内して頂きました。ここでは現在19名の孤児を受け入れているとの事でした。孤児となった主な要因は貧困そしてDVとの事でしたが、ここの子供達は皆とても明るく、現在は日本語の授業は行われていないにも関わらず、皆日本語で挨拶してくれました。毎年日本で絵画展を開催されているとの事でしたが、子供達の書いた絵は本当にとても素晴らしいものばかりでした。

    夕刻となり夏休みツアー参加者をお見送りしました。皆さん本当に今回のツアーに満足されているご様子で何よりでした。素敵な思い出を沢山持ち帰られ、無事帰国された事を心から嬉しく思います。

    CMC事務局 樋渡

     

    2014年9月25日更新

    トゥールポンロー中学校にて卒業式

    9月14日(日)

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    トゥールポンロー中学校での卒業式は、まだ2回目。今日は23人の卒業生全員含め104人が参加した。夏休み中としては凄い事だ。

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    資金提供をしてくれた株式会社データ・マックスの児玉社長の名代鹿島譲二氏、CMCの私始め皆さんから卒業証書を手渡した。

    卒業生の今後の頑張りが楽しみだ!

    2014年9月24日更新

    CMCコーントライ夢中学校にて卒業式

    9月14日(日)

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    シェムリアップを朝7時30分に発ち、シソポンでCMC現地責任者の曽田君と合流。10時にCMCコーントライ夢中学校着。
    2008年佐世保青年会議所の支援で建設した中学校の4回目の卒業式に臨む。

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    当時の理事長曽和英徳さんと副理事長一田晶壽さんにより、卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡された。
    今日、証書を手にした子達全員が高校に進学する。
    将来の夢を尋ねると、医者になりたい子や歌手になりたいと言う子もいた。
    はっきりと夢を言える事は素晴らしい!コーントライ「夢」中学校の存在意義、ここに有り。

    2014年9月24日更新

    ボップイ小学校校舎修繕

    8月1日(金)

    昨年の雨季の終わりごろ,ボップイ小学校の校長先生より「校舎のトタン屋根が古くなって傷んできており,修繕が必要」との知らせがありました。詳しく聞くと,「一部では雨漏りもがし,風が吹くとトタンがバタバタと音を立て,時に大きな音で恐怖も感じることもあり,授業にも支障が出ている」とのでした。その時は特に処置をすることもなく,しばらくして乾季に入ったので,問題を一時的に先送りにしていましたが,この度,本格化する雨季と重なる新学期に向けて,この長期休業期間の8月に修繕工事を行うことになりました。

    屋根ほどの緊急性はありませんが,実は校舎の至る所が傷んでおり,今回せっかくの機会ですので必要な箇所は全て修繕しようということになりました。

    トタン屋根。部分的にめくれあがっています。

    トタン屋根。部分的にめくれあがっています。

    教室内からとった屋根の一部。ここから雨漏りがします。

    教室内からとった屋根の一部。ここから雨漏りがします。

    教室の後ろの穴。校長,修理職人,CMCスタッフで校舎を回って欠損部分をチェックしています。

    教室の後ろの穴。校長,修理職人,CMCスタッフで校舎を回って欠損部分をチェックしています。

    業者から見積もりをとった後,ボップイ村村長宅にて村長,校長,CMCとで修繕のための資金集めや修繕後の管理などについて話し合いました。資金に関してはできる限り村で調達をし,不足分をCMCで支援するということになりました。

    村長宅にて話し合い。

    村長宅にて話し合い。

    後日,村長宅に村人に集まってもらい説明会を行いました。しかし,集まったのはわずか16世帯。村長によると,ボップイ村の世帯数は元々100以上あるのですが,ほとんどの世帯が全員もしくは働き盛りの世代がタイヘ出稼ぎに行っており,残っているのはタイヘ出稼ぎに行った家族からの仕送りで何とか生活している老人や子供のみで,みなわずかな現金収入を頼りに何とか生活している状態とのことでした。

    それでも,「わずかでもいいから学校のため,子どもたちのために協力して欲しい」との校長や村長のお願いに,村の人たちは快く応じてくれました。集まった金額は決して多くはありませんでしたが,村人が学校の問題を他人事ではなく,村の問題として受け止め,協力してくれたことはそれだけで大きな意義があったと思います。

    村長宅にて説明会。ボップイ小校長から集まってくれた村人に協力をお願いしています

    村長宅にて説明会。ボップイ小校長から集まってくれた村人に協力をお願いしています

    集まってくれた村人たちが次々とお金をもってきてくれました。

    集まってくれた村人たちが次々とお金をもってきてくれました。

    皆嫌な顔一つせず,笑顔で協力してくれました。

    皆嫌な顔一つせず,笑顔で協力してくれました。

    先週土曜日より校舎修繕の工事が始まりました。現在着々と進んでいるところです。また近々,工事の様子や修繕が完成した報告をこの現地活動レポートにて行おうと思います。

    文責:曽田実

    2014年8月6日更新

    パソコン技術訓練による障‌がい者収入向上プロジェクト③

    7月16日(水)

    プノンペンではウクとヴィチャットがCambodia Dairoku Inc.にて画像切抜きの訓練を受けていますが,ここバッタンバン事務所でも現在,興味のある人を募り,画像切抜きを体験してもらっています。

    まずはダラがやり方を説明し,その後実際に自分で体験します。

    まずはダラがやり方を説明し,その後実際に自分で体験します。

    別の日には仲間を連れてきてくれました。皆バッタンバン市内にあるリハビリテーションセンターの知り合い同士です。どうしようか考えているという仲間がまだいるようですので,是非とも誘ってきてもらいたいものです。

    別の日には仲間を連れてきてくれました。皆バッタンバン市内にあるリハビリテーションセンターの知り合い同士です。どうしようか考えているという仲間がまだいるようですので,是非とも誘ってきてもらいたいものです。

    CMC事務所で用意した履歴書に履歴を記入してもらっています。画像切抜き業務をやっていきたいとの意思を表明された方には,今後できる限り事務所に来て練習をしてもらいます。ただしこの段階ではまだ採用ではなく,しばらくは仕事に見合う技能の習得と自己診断も含め適性のあるなしの見極めのための期間とします。

    CMC事務所で用意した履歴書に履歴を記入してもらっています。画像切抜き業務をやっていきたいとの意思を表明された方には,今後できる限り事務所に来て練習をしてもらいます。ただしこの段階ではまだ採用ではなく,しばらくは仕事に見合う技能の習得と自己診断も含め適性のあるなしの見極めのための期間とします。

    どんな職種にも当てはまることでしょうが,この業種も人によって向き不向きはあるようです。従って,これを生業としたいと思ってやってきた全ての人がこの仕事に従事できるとは限りません。しかし,それはやってみないと分からないもの。まずは,多くの人に来てもらい,体験してもらえたらと思います。そして,できるだけ多くの人にこの仕事に従事してもらえたらと思います。

    文責:曽田実

     

    2014年7月22日更新

    パソコン技術訓練による障‌がい者収入向上プロジェクト②

    7月10日(木)

    前回のレポートで紹介したケ・ウクとヒン・ヴィチャット両名のパソコン訓練が,7月7日(月)よりプノンペンのCambodia Dairoku Inc.にて始まりました。以下訓練初日の様子をご報告いたします。

    ※Cambodia Dairoku Inc.内での写真は廣田社長の許可を得て撮っております。

    朝6時,業務開始前に廣田社長から社員さんたちへウク,ヴィチャット両名の紹介とパソコン訓練の説明がありました。

    朝6時,業務開始前に廣田社長から社員さんたちへウク,ヴィチャット両名の紹介とパソコン訓練の説明がありました。

    奥側の2人がウク(左)とヴィチャット(右)。彼らのために集まってもらっているのですが,当の本人たちはやや引っ込みがち。早くここの職場に慣れ,社員さんたちとも仲良くなってもらえればと思います。

    奥側の2人がウク(左)とヴィチャット(右)。彼らのために集まってもらっているのですが,当の本人たちはやや引っ込みがち。早くここの職場に慣れ,社員さんたちとも仲良くなってもらえればと思います。

    CMCバッタンバン事務所から持ってきたパソコンを取り出しています。

    CMCバッタンバン事務所から持ってきたパソコンを取り出しています。

    画像④

    廣田社長の見守る中,訓練開始。

    廣田社長の見守る中,訓練開始。

    一人ずつ社員についてもらって指導を受けています。近くにいる他の社員さんたちにも協力してもらえるそうなので,2か月の訓練期間でしっかりとダイロクの社員さんたちの技術を吸収していってもらいたいものです。

    一人ずつ社員についてもらって指導を受けています。近くにいる他の社員さんたちにも協力してもらえるそうなので,2か月の訓練期間でしっかりとダイロクの社員さんたちの技術を吸収していってもらいたいものです。

    生活面も含め,慣れない環境で苦労もあるとは思いますが,2か月後のバッタンバンでの業務開始に向けてここでみっちり修行に励んでくれればと思います。

    文責:曽田実

    2014年7月12日更新

    パソコン技術訓練による障がい者収入向上プロジェクト

    7月2日(水)

    6月27日(金),プノンペンのCambodia Dairokuにてパソコン事業の新スタッフの技能試験(適性試験)を行いました。応募者がもっといれば選抜試験となるところでしたが,候補者が2名だけだったので適性に問題なければ即採用ということにして,試験を実施しました。結果は2名とも適性に問題なしということで,即採用が決定しました。

    採用は以下の2名になります。尚,写真はCambodia Dairokuで撮ったものですが,全て廣田社長の許可を得て撮影しています。

    1.ケ・ウク/23才/バッタンバン州ソンカエ郡出身/先天性疾患により両腕が短い。手の指も2本ずつしかない。左足は義足。歩行はさほど問題はない。

    ケ・ウク

    ケ・ウク

    2.ヒン・ヴィチャット/23才/バッタンバン州バッタンバン市出身/4~5歳の時に病気で下半身に障害が残った。特に左足が不自由。普段は車いす。手すりを使えば階段の上り下りは可能。

    ヒン・ヴィチャット(右側)。ダイロク社員(左側)に画像切抜きの方法を教わっています。

    ヒン・ヴィチャット(右側)。ダイロク社員(左側)に画像切抜きの方法を教わっています。

    来週よりこの2名がCambodia Dairokuにて2か月間の訓練を受け,その後9月よりCMCバッタンバン事務所にて画像切抜き業務を行う予定になっています。前回の失敗を糧に,しっかり仕切り直して再出発しようと思います。

    文責:曽田実

    2014年7月8日更新

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