CMCコーントライ夢中学校 |
落成式前日、(社)佐世保青年会議所有志一同と子供たちの共同作業によって、サッカーゴール、バレーボールコートが校庭に設置される。併設する小学校の扉のリペインティングも行った。校庭では村人たちが明日の落成式に向け、準備に励んでいた。
コーントライ中学校までの道のり、日本では目にすることのない光景の連続に、車内から驚きの声が絶えることはなく、興奮の移動となった。 |
川を渡るバス、車内からは歓声が漏れた
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到着すると中学生だけでなく、小学生までも我々一行を迎え入れてくれた
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必死にペーパー掛けする子ども達 |
中学校の完成を祝し、硬い握手を交わすCMC代表大谷と佐世保JC理事長曽和氏 |
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2008年9月26日、日本からCMC代表大谷、(社)佐世保青年会議所有志、カンボジアからは教育省書記官、バンテアイミエンチェイ州教育局関係者、コーブ郡郡長が招待され、「CMCコーントライ夢中学校」落成式が催された。
カンボジア王国教育省書記官より、コーントライ村への中学校建設に対し、感謝状、賞牌が授与され、多大な感謝の意を受けた。式典には、300名を超える村民、生徒たちが集まり、各スピーチごとに大きな拍手を送ってくれた。
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中学校へ入学する生徒より花束の贈呈 |
僧侶による清めの儀式 |
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これまでの経緯、ここで学ぶことになる子供達への思いを熱く伝えるCMC代表大谷 |
佐世保青年会議所を代表してスピーチする
曽和理事長 |
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写真最前列、カンボジア王国教育省書記官
ハ・シンリー氏
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カンボジア教育省書記官より、学校建設に対し、CMC、(社)佐世保青年会議所へ感謝状と賞牌が授与された
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落成式後は、日本文化交流と題して、竹トンボ、綾とり、折り紙を通して子供たちとのコミュニケーションをはかった。みな興味津々に自分の思いのまま好きなものに挑戦し、悪戦苦闘しながら、顔をしかめたり、笑みをこぼしたりしていた。また、ゲームでは、子供たちが賞品をかけて必死の形相で競争に挑んでいた。その活き活きした真剣な表情に、日本からのメンバーも笑みを浮かべていた。 |
必死の形相で勝負に挑む |
熱のこもった指導に子
供達も真剣に取り組む
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初めての折り紙にちょっと戸惑い気味・・・ |
校歌を指導 |
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村の生活、今もなお続く地雷被害の実態を肌身で感じるため、村民宅を訪問した。個々様々な質問をし、中には涙を流すメンバーまでいた。 |
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ヴァン・モイ氏
右側上半身負傷 |
サウ・サン氏
1990年に地雷事故、左足膝下切断 |
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学校を建設したこと、カンボジアの人々から感じたこと、個々それぞれ感じ方は異なったものだったであろうが、その全てが、今後忘れ去られることなく、心のどこかに居続けてほしいと思う。さらには、ここで体験したこと、感じたことを日本で彼らの周りの人々に伝え、その中の何人かが何か行動を起こしてくれたら、地球人の一員としてこの上ない喜びである。
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■CMCコーントライ夢中学校落成式ダイジェスト |