
過去の活動

ウク(左)とヴィチャット(右)
9月16日(火)の業務開始から,5か月余りがたちました。
一気に収入向上は難しいですが,
文責:曽田実
2015年3月6日更新
昨年11月より実施してきた地雷・

バナン群BEOUNG PREY小学校に来てくださったオン・レートさん(正面右)

子どもたちに義足を見せ,足を失うことの大変さを説明しています

子どもたちも神妙な面持ちでオン・レートさんの話を聞いています
今年度のMREでは,

黒板にドクロマークを描いてもらっています

かわいいドクロマークの出来上がりです。様々なドクロマークが黒板に描かれ,そのたびに子どもたちも喜んでいました。ただ聞くだけ見るだけの授業より楽しく記憶に残る授業になったのではないでしょうか
現在,
文責:曽田実
過去の記事
地雷危険回避教育プロジェクト①******~MREトレーナー決定!~
地雷危険回避教育プロジェクト②******~MREトレーナー初現場訪問!~
地雷危険回避教育プロジェクト③******~うまくいかない時もある~
地雷・不発弾危険回避教育⑯ ~新年度事業始動,新スタッフ加入~
2015年3月5日更新
第19次CMCカンボジアスタディツアー ~プノンペン~
2月22日(日)
2月22日(日)
夕方5時半,参加者がプノンペン国際空港に降り立ちました。
2月23日(月)
スタディツアーの最初の訪問地として,

次にイオンを訪れました。

ここで最も驚いたのがアイススケートリンクがあったことです。しかも現地の人たち(カンボジア人)がけっこう上手に滑っていました。採算は取れるのか,今後多くの層に浸透していくのか等いろんな意味で興味の尽きない場所でした。
午後の最初はセントラルマーケット,

セントラルマーケット
その次に倉田さんという日本人が経営されているクラタペッパーと

右がクラタペッパーのオーナーの倉田さん
夕方はトンレサップ川からメコン川にかけてボートクルージングを

涼しくなり始めた夕方,心地よい風を受けながらボートクルージングを楽しみました
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第19次CMCカンボジアスタディツアー ~地雷原~
2月24日(火)から25日(水)にかけて,2つの地雷原を視察しました。一つはMAG(Mine Advisory Group)の地雷原,もう一つはCSHD(Cambodia Self Help Demining)の地雷原です。
2月24日(火)
早朝5時,一行は一路MAGの地雷原(バッタンバン州コムリエン郡)に向けプノンペンを出発しました。途中朝食,昼食休憩をはさみ,午後1時半にMAGの地雷原に到着しました。現地では,従来の地雷探知機(金属探知機)に加え,金属探知をした上で地中の物体の形状もレーダーで感知することができるという地雷探知機の使用も見せてもらいました。

従来の地雷探知機よりも高性能な地雷探知機。非常に高価な機材だが,作業効率が格段に上がるとのこと

この日発見された地雷を見せてもらいました
発見された地雷の爆破処理まで一通り見終えた後,一行はMAGの作業員さんたちに別れを告げて地雷原を後にし,この日の宿泊地であるバッタンバン市へ行きました。
2月25日(水)
一行は朝7時に出発し,バッタンバン市からバスで約1時間半のところにあるCSHDの地雷原(パイリン州パイリン特別市)へ行きました。今回の地雷原はかつてクメールルージュが砦を築いたという小高い丘でした。

バスを降りた地点から作業現場までおよそ100m程度坂を登っていきます

丘の中腹辺りまで来て振り返ると,パイリンの街を見渡すことができます

地雷撤去作業は丘の麓から上へ上へと進められています

以前土砂崩れがあったという場所を見せてもらいました
地雷撤去作業現場のすぐ近くに土砂崩れがあったという場所があり,案内してもらいました。土砂崩れそのものは規模も小さく,大きな被害を及ぼすものではないのですが,地雷が埋められているであろう土地の土砂が平地へ流れるというところが大きな問題となるようです。通常地雷は埋められてからずっとその場にとどまるものですが,山や丘の多いパイリンでは雨季などによく地雷が移動してしまうことがあるそうです。 厄介な話です。
地雷の爆破処理まで見終えた後,作業員のみなさんと記念撮影をしました。

CSHDのみなさんと記念撮影
CMCスタディツアーのために都合をつけてくださり,そして笑顔であたたかく我々を迎え入れてくださったMAGとCSHDのみなさん,本当にありがとうございました。
10時半過ぎ,一行はパイリンを後にし,タイ国境沿いを北へに走り,昼過ぎにトゥールポンロー中学校へ到着しました。
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第19次CMCカンボジアスタディツアー ~トゥールポンロー中学校,コーントライ中学校~
パイリンの地雷原を後にし,午後にトゥールポンロー中学校へ,夜はシソポンで1泊,その翌日の午前でコーントライ中学校を訪問しました。
2月25日(水)
正午過ぎ,一行はバンテアイミエンチェイ州マライ郡にあるトゥールポンロー中学校を訪問しました。

CMC大谷理事長より挨拶,そしてツアー参加者の紹介がありました
今年度,トゥールポンロー中学校から優秀な生徒を男女1人ずつ選抜し,進学のための奨学金支援をすることが(株)データマックス児玉社長とCMCの間で決定し,この日は事前に選考した生徒の発表が大谷理事長よりありました。

写真右側はタエム・レアカサー君(男子,2年生),左側はミエン・クンティアさん(女子,1年生)
これを機に,夢の実現に向けて更に一層勉学に励んでくれることを願います。
教室でのあいさつの後はみんなで外に出て遊びました。

ツアー参加者のみなさんも,生徒と一緒に走り回って遊びました

集合写真
夕方,一行はこの日の宿泊先であるシソポンのホテルに行きました。ここで,歯科医の尾形愛さんと合流しました。
2月26日(木)
朝,一行はバンテアイミエンチェイ州オーチュラウ郡にあるコーントライ中学校を訪問しました。

挨拶と参加者の紹介
全体のあいさつの中で,私がこの3月でCMCを退職することの発表も大谷理事長よりありました。そして大谷理事長からは事前に準備されたという表彰状とともに暖かい励ましのお言葉をいただきました。至らない点も多々ありましたが,こうして表彰してもらうことができ,非常に嬉しく思いました。残り1か月の任期をしっかり全うできるよう頑張ろうと思います。

生徒,先生の前で表彰状をもらいました
この日は前日夜に合流された歯科医,尾形愛先生による歯磨き指導もありました。カンボジアの公立学校においてはこのような機会を得ることはNGOなどの支援がない限りまずありえないことですが,子どものときに健康に関すること(ここでは歯の健康について)しっかりと指導を受けることは,健康で豊かな人生を送るうえで非常に大事なことだと思います。とても素晴らしい活動だと思います。

尾形さんによる歯磨き指導。生徒たちも楽しそうに実践しています
最後はひまわりの泉というひまわり会が支援して設置した水タンクの前で記念撮影をし,一行はコーントライ村を後にしました。

「ひまわりの泉」をバックに記念撮影
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第19次CMCカンボジアスタディツアー ~ホンダ・バッタンバン営業所,プノム・ソムパウ~
コーントライを後にした一行は再びバッタンバンに戻りました。昼食後,まずはバッタンバン市内にあるバイクの販売店ホンダ・バッタンバン営業所に行きました。

ホンダ・バッタンバン営業所
ここでアジアンホンダモーター様よりCMCへいただいたバイクの新車3台の贈呈式が行われました。これまでもCMCのバッタンバン事務所には業務用バイクが2台あったのですが,これももともとはアジアンホンダモーター様よりいただいていたもので,今回は長期間酷使してきたそのバイクの代わりに,新しいバイクを頂けることになったという次第です。アジアンホンダモーター様には心より感謝申し上げます。

大谷理事長より感謝状が営業所所長に手渡されました
夕方は,市街地から南西へ約20㎞程離れたところにあるプノム・ソムパウというところに行きました。プノム・ソムパウは周囲を平野に囲まれた小高い山で,山頂からは壮大な平野が一望できます。また,ここはかつての内戦の激戦地でもあり,いわゆるキリングフィールドと言われる処刑場もあった場所で,我々も歩いてまわりました。

標高はそんなに高くないとはいえ,けっこう急な階段や坂をを延々を登り下りします

壮大な景色をバックに記念撮影

途中たくさんの猿に遭遇します。人懐っこくてかわいいのですが,食べ物を持ち歩いていると奪いにくるので要注意
心地よい疲れと適度な筋肉痛を残し,この日はバッタンバンのホテルで休みました。
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第19次CMCカンボジアスタディツアー ~ボップイ小学校,軍病院~
2月27日(金)
朝,一行はバッタンバン州モーンルサイ郡にあるボップイ小学校に行きました。ここでも,コーントライ中学校同様,尾形愛先生による歯磨き指導がありました。また,参加者の1人である坂本さんによる折り紙教室もありました。

まずは全校児童にツアーメンバーより挨拶

「今歯が痛い人いますか?」の質問にけっこう多くの手があがっています

尾形先生扮するウサギの歯医者さんが子どもたちに歯磨きの大切さを教えています

尾形先生といっしょにみんなで歯磨き

みんな丁寧に磨いています。家でもしっかり歯磨きをしてもらいたいものです

坂本さんによる折り紙教室

となりと確認し合いながら一生懸命に折っています

出来上がり
歯磨きも折り紙も楽しくできました。
午後はバッタンバン市内にある軍病院に行きました。

到着時,院長先生はちょうど患者を手術している最中でしたが,終了後すぐに我々に会いに駆けつけてくださいました
お話を伺うと,病院は年々設備や薬等も充実してきているとのこと。ただ,学校などと同様都市部と田舎では整備の度合いが全然違い,田舎に行くほど整備は遅れています。どの地域でも医療体制が充実し,安心して暮らせるようになることを願うばかりです。

記念撮影
この後,一行はバッタンバンを後にし,一路シェムリアップへ。プノンペンから始まり,長い距離を移動してきたツアーも大詰めを迎えます。
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第19次CMCカンボジアスタディツアー ~シェムリアップ~
2月22日(日)にプノンペンから始まったスタディツアーは,バッタンバン,パイリン,バンテアイミエンチェイと続いた後もう一度バッタンバンに戻り,そして最後の都市シェムリアップに入ります。
2月28日(土)
朝,まず最初に鬼一二三日本語教室を訪問しました。

スピーチコンテストでの発表の練習。まだまだ経験が浅く,たどたどしいスピーチではありましたが,この教室から輩出された数々の優秀な先輩同様,これからめきめきと力をつけていくことでしょう

続いて優秀な先輩。格の違いを見せつけるかの如く,内容も話ぶりも実にすばらしい,立派なスピーチを披露してくれました
教育環境がなかなか整備されないこのカンボジアの地で,
午後はアキラ地雷博物館に行きました。

アキラが取ってきた地雷。膨大な量のほんの一部がここに展示されています
その後は,地雷博物館からシェムリアップ市内へ帰る途中にある「

ここに一ノ瀬泰造の遺骨の一部が埋められているらしい
3月1日(日)
この日は終日アンコール遺跡群を観光しました。

お堀の向こうはアンコールワット
夜は福岡でカンボジア料理店を営んでおられるというスロスさん宅

豪華な家庭料理をいただきました。一番右の赤い服の女性がスロスさん
3月2日(月)
いよいよ最終日。この日はワットトメイ,義足リハビリセンター,

ワットトメイにある慰霊塔。クメールルージュにより殺された方々の遺骨がまつられています

義足リハビリセンター内の作業所。義足が作られています。地雷被害の件数は年々減少していますが,代わりに交通事故により四肢を切断する患者は近年増え続けているようです。義手・義足を必要としている状況は以前と変わらないのですが,地雷被害者支援を名目にこの施設を支援を続けていたハンディキャップインターナショナルが地雷被害者の減少を理由に撤退した(運営及び管理の権限は政府に移譲された)ことで,運営はかなり厳しくなっているようです。

影絵工房Little Angel。子どもたち主導の下,影絵作りの体験もさせてもらえます
午後はマッサージを受けたり買い物をしたりと参加者さんたちは思
多くの方が治安を懸念されますが,経済発展に伴い,
―終わり―
2015年3月4日更新

障害者支援センターへ。
ここは、元ハンディキャップ・インターナショナルという地雷被害者に義足を提供し自立を促すヨーロッパのNGOが運営していたが、地雷被害者の減少により撤退し、カンボジア政府によって支えられている。
入所患者は全て無料だが、運営は相当厳しそうだ。

今回も、数人の地雷被害者にお会いしたが、いずれも1996年〜1998年に被害に遭っており、新たな被害者は出ていない。

しがも、農民や漁民ばかりで、兵士は1人もいなかった。いかにも
地雷被害の不条理を感じる。
義足の作り方などの説明を聞き、後にした。
2015年3月3日更新

鬼一二三さんの日本語学校「国際日本文化学園」へ。

土曜日なので、平日とは若干違うメンバーだったが、川柳を作る勉強をしていた。「うれしいな かれと いっしょに おべんきょう」 「たくさんの かのじょがいても まじめだよ」など、率直に気持ちを詠んだものが多かった。

その後、今後の協力体制の在り方について鬼さんと話し、日本に6年間留学していたノン・チャン・ラッタナ君の様な優秀な生徒の日本企業への就職促進などについても話し合った。

教室では、今年の日本語弁論大会に出場する「ペコペコちゃん」の発表練習や昨年の優勝者による、感動的で流暢な発表に聞き惚れていた。
鬼一二三さんも、約20年に亘り、良くここ迄頑張られたとエールを送りたいと思います。
2015年3月2日更新

ボップイ村からバッタンバンに戻り「第五軍病院」へ。
バッタンバン州を管轄する第五軍が運営している病院で、内戦終了迄、地雷被害者始め戦争で負傷した兵士の治療を行なって来た。内戦終了後は戦争被害者は減少し、皮肉な事に1993年の選挙監視の為にPKOで駐在した各国の軍隊やタイから帰国したカンボジア難民が持ち込んだエイズ患者が急増した。

現在も5人のエイズ患者が入院し、約160人のHIV感染者が通院している。
今回も入院患者にお会いし、写真も撮ってソピイ院長からも、患者本人からも、アップする事への了承は得たが、プライバシーの観点から差し控えて置きます。
2015年3月2日更新

2月27日、バッタンバン州モールセイ郡の「CMCボップイ安倍小学校」に向う。
この小学校は、CMCが地雷原の村に初めて作った学校です。
2000年以降の天候不順で農産物が全滅の危機にあった時、CMCはキャンペーンを張ってボップイ村への米支援を行いました。村人達は、私達を熱烈に歓呼の声で迎えてくれましたが、その際に頼まれたのが、学校建設でした。ボップイ村は、あまりにも貧しく地雷はあっても学校は無く、大人達も読み書きができない状況でした。2004年7月、村人総出の作業もあって無事開校。これ迄、多くの卒業生を輩出しました。

ボップイ小学校では、色んな形で子ども達と交流しましたが、坂本有紀さんは、日本から持ってきた折り紙をプレゼント。

折り方を見せながら子ども達に教えました。見よう見まねで一所懸命に折る子ども達。出来る子も出来ない子も、笑顔に溢れていました。

歯科医師の尾形愛さんは、相手が小学生なので、人形劇で解りやすく歯磨きの大切さを説明。

歯ブラシを1人ひとりに配り、毎日楽しく歯磨きが出来る指導を行いました。

しっかり勉強が出来るよう、定期的にノートや鉛筆を渡して来ましたが、今回も1人ひとりにノートとボールペンを手渡しました。

■ボップイ村の水資源問題

舞の里アルミ缶ポンド
ボップイ村は、カンボジアの中でも極貧の地域にあたる。特に問題なのは飲み水である。井戸を掘っても水は出ず、福岡県古賀町の「舞の里小学校」の子ども達がアルミ缶を集めて作った溜池「舞の里アルミ缶ポンド」の水を飲んている。

今ではホテイアオイや蓮が繁茂し泥水化しているが、牛などの家畜と一緒に、その水を飲んでいるのだ。勿論、身体に良いはずは無い。
伊藤忠商事の支援で雨水を貯めるタンクを作ったが、容量が小さ過ぎて乾季になると涸れてしまう。

伊藤忠商事の支援で作られたタンク
嬉しい事にコーントライ中学校に「ひまわりの泉」を作った「ひまわり会」の皆さんが「ひまわりの泉」第二号をボップイに作る計画を立てている。実現する日が楽しみである。

今回、「ひまわりの泉」を建設する場所を校長と打ち合わせした。伊藤忠商事が作ったタンクの反対側でトイレも近い。雨どいも有るので作り易い。

村民、特に体力の無い子ども達の為にも早い実現が望ましい‼
2015年3月2日更新

バッタンバンのHONDA.N.C.XCo.,Ltd.でホンダ・ドリーム号3台の授与式が有りました。

CMCの長年に亘る活動に対し、タイのアジアンホンダモーター様より、かつて4台のドリーム号を頂いていましたが、それぞれ地球を何周も廻る程走り計器の故障なども出て来ましたので、私から、新たに依頼し、それが実現した瞬間でした。
アジアンホンダモーター様のCMCに対するご理解とご協力に心から感謝申し上げます。

2015年2月27日更新

CMCが佐世保青年会議所の支援により2008年9月に開校した「CMCコーントライ夢中学校」に向いました。全校生徒への挨拶の中で、今回の訪問目的について説明しました。

①子ども達1人ひとりの写真を撮る
②歯磨き指導
③「ひまわりの泉」への文字入れ

その後、今年1月4日に結婚し3月末でCMCを退職する現地駐在員、曽田実君への表彰状の贈呈式を行いました。

本人は勿論、全校生徒も教師もツアー参加者も知らないサプライズ。全員からの拍手を受けて、曽田君も感無量の様子でした。
■ひまわりの泉
コーントライ夢中学校の子ども達に、綺麗な水、衛生的な水を飲ませたいと「ひまわり会」の皆さんが募金活動で得た資金で作った「ひまわりの泉」。今でも子ども達は、大切に使っている。

今回「ひまわり会」から参加された平沼宗訓さんと子ども達で、タンクに絵や文字を描き加えた。皆んな楽しそうに、嬉しそうに描いていた。

———「ひまわり会」平沼宗訓さん ——–
ひまわり会の皆さん、ついにこの目で見ることができました、ひまわりの泉!感無量です!!私たちがやってきたことが日本から離れたカンボジアのそれもかなりのど田舎に証として在ってそれが今まさに活躍していて、凄い感動です、ひまわり会やってて良かったと思いました。
それから今回の最大の任務であるひまわり会と子供たちと書き記しました。

■歯磨き指導
大阪から合流された歯科医、尾形愛さんは歯磨き指導。
昨年も同行してCMCの学校での歯科診療と歯磨き指導をして頂いた。前回は、平山恵理子歯科医師も同行されたが、今回は1人なので、歯磨きに絞って指導した。

1人ひとりに子ども用の歯ブラシを配り、上手に教える。口は栄養の入口なので、子どもの健康にとても影響がある。先ずは虫歯にならない事が大切だ。

最後は全員で記念撮影

毎回、子ども達が大きく育って行く姿を見る事は、本当に嬉しい‼
2015年2月27日更新

今回「CMCトゥールポンローみおつくし中学校」を訪問した任務は、奨学金を授与する子ども達の決定を対象者本人と保護者、校長に報告する事だった。

地雷はあるが学校は無く、進学出来なかった子ども達の為に中学校を建設しましたが、卒業出来る子は入学時より大幅に減少するという現実。貧困のため、中退し農作業をしたり隣国タイに出稼ぎに行くしかない子ども達。その状況を少しでも改善しようと、建設時にも協力頂いた「株式会社データ・マックス」児玉社長のお力添えで、しっかりとしたビジョンを持った男女1人ずつの子ども達に、中学を卒業し高校を出るまで奨学金を提供する事にした。

いよいよ、その発表である。
今回、奨学生に選んだのは、タエム・レアカサー君( 14歳 ) とミエン・クンティアさん( 14歳 ) の男女2人。

保護者、校長を交え、子ども達が夢の実現に向かって進めるように、中退させたり、働かせたりせず、奨学金は子どもの教育にだけ使う事などを文書で確認。資金は振込で行う事を決めた。

タエム・レアカサー君( 14歳 )

ミエン・クンティアさん( 14歳 )
2人とも、とても嬉しそうで、しっかり勉強をして欲しいものです。

任務完了後は学校の皆さんと楽しく交流しました。全員で記念撮影を行なって別れました。
子ども達が名残り惜しそうに、バイクでバス迄送ってくれました!

2015年2月26日更新

朝7時にホテルを発ち、タイ国境のパイリンに向う。アキラの地雷撤去団体CSHDに合流するのだ。走る事、丁度2時間パイリン市郊外のクロン村地雷原着。村の状況につきブリーフィングを受ける。

クロン村は山に位置し、内戦中の1983年から89年にかけ、ポルポト派の拠点で、政府軍との激戦地。29725㎡が地雷原として残った。今月15日から撤去作業に取り掛かり6625㎡を終えた所だという。

その際、対人地雷PMN3発と不発弾3発を発見していた。早速、ヘルメットとプロテクターを着け現場視察。山中での作業は大変なものだ。新たにPMN-2地雷が発見された。
視察を終え、昨日発見されたPMNを爆破処理。大きな樹の後だった為、爆破音は凄かったが、硝煙は見えにくかった。

アキラがシェムリアップで不在だったので、副隊長のサンボゥさんにドネーションを手渡し、マライ郡に向かった。

2015年2月26日更新

午前中にバッタンバンに到着、昼食後、直ちにMAG (マイン・アドバイザリー・グループ) のバッタンバンオフィスへ。地雷撤去現場であるバッタンバン州とパイリンの州境Kamrieng郡に向う。

コーサムロン地雷原ではMAGのMATチームNo13が活動していたが、9人という僅かな人数。それでも毎日1人当り820㎡をクリヤーにしているそうだ。
この村には3家族15人の農民しか暮していないが、今回中国製の対人地雷タイプ69が6発と不発弾5発を発見していた。

酷暑の中、地雷撤去の様子を視察。本日発見されたタイプ69を爆破。


スタディーツアー参加者の皆さんにとっては初めての体験なので、爆破の威力に驚いていた。
地雷爆破終了後、撤去現場でMAGへのドネーションを行う。

皆さんからの支援金を手渡しました。MAGへの支援金は、最近減る傾向にある様ですが、2020年までにカンボジアの地雷被害者ゼロを目指し、共に活動を継続したいと思います。

地雷原からバッタンバン市内に戻り、MAGのオフィスへ。たまたま、MAGのカンボジアプログラム、カントリーディレクターのアリスター・モア氏が来てあり、私との初の出会いを喜んでくれました。
彼はCMCの15周年記念式典に祝辞を寄せて呉れていましたが、会うのは初めて。MAGに対するCMCの17年に渡る支援に対し、心から感謝の意を表してくれました。

何事も継続による信頼の絆だと思います。これらは全て、CMCをご支援頂いた皆様のお蔭です。
有難うございます!
2015年2月25日更新

高校生たちが「日本の高校生の1日」をコーントライ中の生徒たちに紹介しています。
12月19日(金),『ちよだ地球市民ツアー』

コーントライ中の先生方へ学校のことについていろいろと質問しました。

地雷被害に遭われた方にも学校に来ていただき,インタビューをしました。

昼食後は生徒たちと縄跳びやサッカー,バレーボールなどをして遊びました。

最後はツアー参加の高校生,大学生がコーントライ中生徒へ歌と踊りを披露しました。写真は「ソーラン節」を踊っている様子。
参加した高校生,大学生は皆しっかりと学び,
文責:曽田実
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「ボイス・オブ・ハート」プロジェクト応援よろしくお願いします。
https://readyfor.jp/projects/
2014年12月22日更新
カンボジアの公立学校の新年度始業に合わせて,11月11日(火

バッタンバン州コックロロー郡にあるプレイプダウ小学校。ラブッ

新スタッフのラタナも教壇に立ちます。

ソカー。アンケート用紙への記入の仕方を説明しています。

ダラ。今年も申請書類の作成やアンケート結果等の集計,
昨年の反省を生かし,スタッフ間でしっかり連携をとって,実りある活動をしていけたらと思います。
文責:曽田実
過去の記事
地雷危険回避教育プロジェクト①******~MREトレーナー決定!~
地雷危険回避教育プロジェクト②******~MREトレーナー初現場訪問!~
地雷危険回避教育プロジェクト③******~うまくいかない時もある~
地雷・不発弾危険回避教育⑯ ~新年度事業始動,新スタッフ加入~
2014年11月28日更新

チャンタさんから地雷についての説明と,「子どもたちへの説明の仕方」などのMRE実践についての説明をしていただきました。
只今,11月より始動するMREに向けて着々と準備を進めている
10月14日(火)から15日(水)の祝日を挟んで17日(金)

地雷の危険性やMREに関するビデオも用意してくださり,一緒に見ました。その向こう側では,ウクとヴィチャットが画像切り抜きの仕事をしています。

模擬授業。今年度加入したラタナが模擬授業を行い,他のメンバーはこども役をやっています。
また16日(木)には特別にお願いし,

長期休業中の小学校の教室に村人を集めMREを実施。

ポスターを使って地雷・不発弾を説明
11月に入るとすぐに水祭り休業が入るので,学校の始業は(CMCのMRE始動も)11月10日(月)からとなります。現在,地雷・不発弾の事故状況や残存状況などを踏まえて,どの地区のどの学校でMREを実施するかの計画を立てているところです。しっかりと準備して臨めればと思います。
文責:曽田実
過去の記事
地雷危険回避教育プロジェクト①******~MREトレーナー決定!~
地雷危険回避教育プロジェクト②******~MREトレーナー初現場訪問!~
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地雷・不発弾危険回避教育⑯ ~新年度事業始動,新スタッフ加入~
2014年11月7日更新

初日,廣田社長の見守る中での業務開始。
7月7日(月)よりプノンペンのCambodia Dairoku Inc.にてケ・ウクとヒン・ヴィチャットのパソコン訓練が始まったことは以前の現地活動レポートで述べました。その後,廣田社長をはじめ,Dairoku Inc.の社員さんたちのご指導の下,ウクとヴィチャットは順調に課題をこなしていき,9月5日(金)に無事2か月間の訓練を修了し,9月16日(火)よりバッタンバン事務所にて画像切抜き業務を開始しました。
業務初日となった9月16日(火)には,Cambodia Dairoku Inc.より廣田社長にお越しいただき,事務所のパソコンやインタネット環境などのシステムチェックをしていただきました。システム上の問題はないとのことで,現在はCambodia Dairoku Inc.から受注した仕事(画像切抜き)を日々こなしています。

同じ事務所内で仕事をしている他のスタッフも気になって覗き込んでいます。左がラブット,右がダラ。
今のところ特に大きな問題もなく,

2人で協力し合い,切磋琢磨しながらこの事業を盛り立てていってもらいたいものです。
文責:曽田実
過去の記事
2014年11月6日更新

CMCの看板
スタディツアー期間の合間を縫って(

新しく付け替えたガラス扉。
文責:曽田実
2014年11月5日更新

コーントライ中学校卒業生
今年も,コーントライ中学校及びトゥールポンロー中学校にて,

トゥールポンロー中学校卒業生
2014年10月31日更新

カンボジアのごく一般的な家庭料理。おいしくいただきました。
8月から9月にかけて,4本のスタディツアーを催行しました。
●1本目(8月10日~8月14日),参加者9名
●2本目(8月17日~8月21日),参加者11名
●3本目(8月24日~8月28日),参加者9名
上記3本は3月に催行した『NGO駐在員と行く!春休みカンボジアスタディツアー2014』とほぼ同じ内容でしたが,今回新たな企画として,田舎のお家を訪問して,昼食作りをする「カンボジア生活プチ体験」を実施しました。訪れた各家庭でカンボジアの生活様式の一旦を垣間見ることができたのではなかったでしょうか。また上記3本のうち2本目のみでしたが,シェムリアップ市郊外のひっそりとした森の中で森本喜久男さんという方(日本人)が運営するクメール伝統織物研究所に今回初めて訪問しました。森を再生し,その中で村を興し,失いつつあった伝統工芸を復興させるという森本さん独自の手法と理念,更には彼の人生観にも触れることができました。

伝統織物研究所の工房を見学しました。
●4本目(9月7日~9月11日),参加者26名
この回は,福岡にある西南学院大学の国際交流サークル「Think & act」のメンバー21名と上記夏休みツアーへ応募された5名の,合わせて26名の大所帯でのツアーとなりました。行程も3日目はボップイ小学校(バッタンバン州)訪問を入れるなど,上記1~3本目のツアーとは異なったものとなりました。
9月7日(日),参加者の1人の荷物が届かないという不測の事態も発生しましたが(翌日の夕方無事に届きました),全員無事カンボジアに到着しました。
9月8日(月),トンレサップ湖,アキラ地雷博物館,義足リハビリセンターをそれぞれ訪れ,夕方からバッタンバンに移動しました。途中夕食をはさみ,この日の宿に着いた時には夜10時をまわっていました。

ボップイ小学校にて西南学院大生によるダンス披露
9月9日(火),最初にボップイ小学校を訪問しました。ここでは,Think & actのメンバーが企画したダンス披露や焼きそば作りを通して,子どもたちと交流しました。その後,学校の近くにあるボップイ村村長のお宅を訪問し,村長からボップイ村の現状や地雷被害者でもあるご自身についていろいろお話を伺いました。夕方,プノン・ソムパウを訪れた後,バッタンバンの障害者団体と夕食会にて懇談しました。

焼きそば作り。悪戦苦闘しながらもおいしい焼きそばができました。
9月10日(水),バッタンバンを出発してコーントライ村へ。ここで6グループに分散して,それぞれ別々の民家を訪問し,昼食作り体験をしました。午後はトゥールポンロー中学校を訪問し,生徒たちと交流しました。
9月11日(木),終日アンコールワット遺跡群の観光や市場でのお買い物を楽しみました。
今回,約1か月間で合計4本のツアーを催行しました。4本のツア
文責:曽田実
夏休みツアーの映像はこちら→ http://youtu.be/LOjkxpX7ROE
2014年10月29日更新

傷んでしまった屋根のトタンを取り外します。
8月2日から6日にかけてボップイ小学校の校舎修繕工事が行われ

屋根のトタンが張り替えられています。

ボコボコだった床をセメントできれいに塗り直しています。

水タンクの蛇口を付け替えます。

今後は子どもたちが乱暴に扱って壊してしまうことがないよう,根気よく指導していかなければなりません。
文責:曽田実
2014年10月24日更新