過去の活動
シンブンレーン内務長官ご夫妻(奥様は、フンセン前首相の妹で、現フン・マネット首相の養母)のご臨席のもと「プレイトップ小学校」の学校施設落成式が挙行されました。現地国営放送でも取り上げられました。
2024年11月28日更新
今回のツアー最後の訪問は「たくみ日本語訓練学校」。
三重県出身の今井巧さんが10年ほど前からシェムリアップで生活しながら運営されている。単なる語学では無く、就業、留学など出口を明確に定めて専門的な語学習得を目指している。
送り出し機関から受け入れ組合まで、経営して備えた語学学校といえる。技能実習生や特定技能などの資格取得を目的としてモチベーションの高い生徒の育成をされている。カンボジアに留まらずミャンマーやネパールからも人材を送り出しているそうです。
これからスタートしようとしているCMCとして、実に高いハードルが待っている気がして来ました。
2024年11月25日更新
コーントライ中学校を出て、一路シェムリアップを目指し国道6号線を走ること2時間半で「カンボジア地雷博物館」に到着しました。博物館では、館長のアキラが直接出迎えてくれ、案内も買って出てくれました。
またボランティアとして長年博物館で案内をされていた川広肇さんも、カンボジアで結婚された奥様とお嬢さんを私に紹介する為に、同伴されていました。
私がアキラを支援し始めて25年が経ちますが、地雷撤去の神様のようなアキラに案内して貰ったツアーメンバーの皆さんは、本当にラッキーだったと思います。
2024年11月24日更新
「CMCコーントライ夢中学校」を訪問、炊き出し交流を行いました。
コーントライ中学校では、毎年秋に卒業旅行が実施されて来ましたが、今後、「日本語学級」の新設などの計画がある為、そちらに予算を振り分ける事になりました。
理事長交代を含む挨拶の後、卒業生全員に記念品と祝金が1人ひとりに手渡されました。
何と言っても、16年前の中学校建設以前は、中学校さえ遠すぎて通えない子が多かったのに対し、現在は交通手段が無くて、進学を断念した1人以外は全員が高校に進学するという状況の激変に感銘を受けました。
食事の後は、サッカーや折紙、スマホを持っている子はアドレスの交換など、本当に都会に近い感覚を覚えます。
サッカーボールを追い掛ける子、折紙をメンバーに習いながら折ってみる子など、思い思いに楽しんでいました。
ツアー参加者にとっても、新鮮な感動があったと思います。
折紙でを作ってくれた時はジーンと胸に来るものがありました。
素直に嬉しい。
2024年11月24日更新
シェムリアップ州バンティスレイ郡タエク村の地雷原での地雷撤去視察を行いました。
ここは、CSHDという地雷撤去団体が担当しており、カンボジアの地雷問題に関する指導監督をしているCMAAの割り振りで、活動しています。殆どの参加者が初めての体験なので、プロテクターやヘルメットを装着する段階での緊張感を感じました。
このエリアは、94,566㎡の広さがあり、これまでに、対人地雷6個と不発弾14個が発見され処理されています。今回は、特に、探知機の使い方を隊員から学んでから、地雷原に入りました。
バンティアスレイの地雷原では、マインアクションチーム16人による撤去活動を視察しましたが、午後からはスワイレウ郡ベンメリア村での地雷の爆破に立会いました。
ここは、一面に植えられたキャッサバ畑の農民が偶然発見しCSHDのEODチームに連絡して確認されたものです。午前中のタエク村と同じく中国製の72A型対人地雷で、ポルポト軍が埋めたものである事が解ります。爆破のスイッチを押す役を、岡本博さんと、曽和公太君がやりました。2発の地雷が轟音と共に消えました‼︎
酷暑の中でのCSHD隊員の皆さん、有難うございました。
視察後、「100円玉1枚で1㎡の地雷原をクリーン出来る」として、集めてきた資金をドルに替えてドネーションを行いました。皆さんの支援、募金、「書き損じはがき」が地雷撤去の役に立っています。
今後ともCMCの活動支援を宜しくお願い申し上げます。
2024年11月23日更新
バッタンバン州で2019年6月に落成した「CMCセクソク林田小学校」を訪問しました。ここは、林田俊一さんが私費を投じて支援して頂き、建設した学校です。CMCの旗を先頭に入場し、子ども達のキラキラした歓迎を受けました。
先ず、ご挨拶で曽和さんに引き継ぐことを報告し、交流の時間に入りました。
CMCセクソク林田小学校での交流は、授業参観から始めました。カンボジアは2部制なので、私たちが訪れた午前中は、低学年。1年生から3年生の国語(カンボジア語)と算数の授業を参観しました。
校長が体調不良との事で、副校長を含む4人の教師で進められましたが、キチンと運営されている事が肌感覚で伝わりました。
大きな声で発音し、指されたらホワイトボードに進み出る。
我が子が育って行くのを観る気持ちになりました。
授業参観に続き、シャボン玉や飛行機を組み立て遊びました。セクソクは、かつてコムリット君(当時11歳)が、木の実を採っていて地雷被害に遭った地域なので、是非とも学校を建てたかった場所です。被害に遭った後で親に捨てられ、10台で亡くなったコムリット君の様な悲劇を繰り返さない為にも、子ども達にはしっかりと学んで欲しいと思います。
別れ際に光武さんが持って来られたお菓子を配り、皆んなで記念写真を撮りましたが、本当に名残惜しい時間となりました。
「CMCセクソク林田小学校」の皆さん、また会いましょう。
2024年11月22日更新
「CMCボップイ三好小学校」で子ども達と交流しました。2004年に建設した「CMCボップイ安倍小学校」の老朽化と破損により2017年11月に新築開校した学校。三好不動産(三好修 社長)、ニッポンインシュア株式会社(坂本真也 社長)のご支援によりCMCが建設・運営サポートを続けています。
今回のスタディツアーにも三好不動産から取締役の笠清太さんと椋野翔太郎さん、ニッポンインシュアから渋谷純一さんが参加され、子ども達の熱烈な歓迎を受けました。
想像以上に大ウケしたシャボン玉。勢いよく小さな玉を多量に噴き出す子、ゆっくりと大きな玉に育てて飛ばす子、個性が出ますね〜。
組立て式紙飛行機
思った以上に、上手に組み立て、思いっきり飛ばしてた!
運動場に飛ばしては走り回って嬉しそう。
組み立て方を教える時にメンバーと子ども達の会話が生まれた。
2024年11月21日更新
在カンボジア日本国大使館に植野篤志 全権大使を訪ねました。大使には、昨年2月に私の外務大臣賞受賞を祝う晩餐会を大使公邸で催して頂きました。今回は、昨日のプレイトップ小学校の学校施設 落成式の報告と、曽和さんへの理事長引き継ぎのご挨拶が主な目的でした。
植野大使からはカンボジアの近況説明と今月シェムリアップで開催されるオタワプロセス(対人地雷全面禁止条約)の国際会議などについてお話しがありました。
参加者の皆さんからも、多くの質問が出され、日本国の立場からの見解が大使から示されました。中学生の益田和佳那さんや、高校生の曽和公太君からの発言があったことは、とても良かったと思います。
植野大使、地雷担当書記官の聖川健斗さん、貴重な時間を有難うございました。
2024年11月20日更新
落成式を無事に終えて、「プノンペン王立大学」外国語学部、日本語学科の学生諸君との交流会を行ったました。西日本カンボジア友好協会としても先月訪問していますが、CMCも様々な業種の企業様からの支援を受けており、日本語のできる若者の招聘を求められています。
先ずはレスミー教授にご挨拶に伺いましたが、地雷に関して、幼児期のポルポトによる惨虐行為に対する今でも忘れない恐怖について語られました。私も初めて伺いましたが、ポルポト派により、プノンペンを追い出され、カンポットで暮らしていた頃、食料などを銃器で脅され奪われたことなどは、忘れられないそうです。
その後、日本語学科の3年生の教室に入り、小グループに別れて交流を行いました。
内容は、それぞれにお任せしましたが、自己紹介から、将来の夢、日本に対する思いなど楽しく盛り上がっていたようです。
それぞれ写真を撮ったり、SNSの交換をするなど今後に繋がっていきそうです。 楽しみですね。
2024年11月19日更新
シンブンレーン内務長官ご夫妻(奥様は、フンセン前首相の妹で、現フン・マネット首相の養母)のご臨席のもと「プレイトップ小学校」の学校施設落成式が挙行されました。
子ども達、関係者の熱烈な歓迎の中、CMCの旗を先頭に入場しました。僧侶による読経、両国国家の演奏に続き、私と曽和さんが祝辞を述べた後、シンブンレーン内務長官による、私達への感謝と子ども達への励ましの言葉が贈られました。
会場は33度という気温と約500人の村人や子ども達の熱気で、茹だるような熱さに包まれました。
都市部との教育格差の是正に繋がることを願っています。
式典では、オープニングのテープカットに続き、署名が行われましたが、記念すべきテープカットは、ツアー参加者全員が出来て良かったです。
また、28年間のCMC活動で私に「ロイヤル・モニサラポン勲章」が授与され、今回の建設に対し曽和英徳 次期理事長と吉岡元太さん、今回出席出来ませんでしたが水嶋章陽さんに功労メダルが贈られました。
記念撮影では、子ども達も一緒に収まり無事に落成式を終えることが出来ました。
今回の施設建設にお力添え頂いた企業・個人の皆さまに心より御礼申し上げます
2024年11月19日更新
カンボジアに向け、出発。
今回は、東京・神奈川・愛知・三重及び福岡周辺の皆さまに加え、マレーシアからも合流されます。 CMCのツアーは、内容が濃くハードで知られていますが、一番シンドイのは私かも。
明日は早速、カンポット州のプレイトップ小学校図書館の落成式です。
2024年11月18日更新
たくみ日本語学校を運営されている今井巧さんに、カンボジアで日本語教育を構築されてこられたお話を聞かせていただきました。
大変なご苦労の上に今がある事を知り、私も身の引き締まる思いでした。
11月のツアーではこちらへも訪問させていただく予定です。
2024年10月13日更新
今日の最初のミッションはCSHDのCHHUN BORAとの打合せ。
地雷撤去現場の見学について日程等確認した後、地雷撤去の進捗について伺いました。
撤去現場のナマの話しはとても興味深く、現状や課題、撤去の大変さを改めて認識しました。
2024年10月13日更新
今回の訪問は学校創立以来初めての正式な卒業式の日にたまたま遭遇したらしく、着くなりいきなり私の挨拶から始まりました。保護者の方々までいるし、こんな格好でいいのかと思いながら偉そうにしゃべってきました。
卒業した証明として使える公式な卒業証書を私の手で渡すことができたのは光栄でした。校長先生ありがとうございました。
2024年10月13日更新
CMCがカンポット州に建設中の学校施設建設の経過報告が現場から届きました。壁の左官の作業、鉄筋コンクリートの梁を作っているところだそうです。
バケツでコンクリートを吊り上げ、型枠に流し込んでいます。
コンクリートの重みで型枠が横に開かないように、木の棒で固定しています。また、壁のモルタル塗りが終わったところや、屋根の高いところの梁の鉄筋コンクリートを作っているところの写真も来ました。
梁は重たいのでコンクリートが固まるまで支えの棒で真っすぐを保っているそうです。
順調に進んでいるようです。11月のツアーが楽しみです。
2024年9月24日更新
カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)が、カンボジアのカンポット州ボン村で進めている学校施設建設現場から、進捗状況の報告が入りました。
楽しみですね。
2024年8月28日更新
CMCカンボジア地雷撤去キャンペーンとしての日本語教室を開講するにあたり、リモートでの講義が、可能なのかの調査も兼ねて短時間での実験を行なってみました。
今後、不具合の原因を追及して、改めて臨むことになりました。
具体的にやってみる、try&error !
これからが楽しみです。
2024年8月16日更新
2023年度もたくさんのご協力ありがとうございました☆集計結果を報告いたします↓↓
引き続き、書き損じハガキ・未使用切手がご自宅や職場に眠っているようでしたら、ぜひご協力をお願いいたしますm(__)m
《送付先》
2024年5月2日更新
現在事務局では全国から寄せられて来る書き損じハガキ等の支援品の集計の他に、CMAA(カンボジア地雷対策庁)のCMVIS(地雷・不発弾犠牲者情報システム)年間報告やICBL(地雷禁止国際キャンペーン)のランドマインレポート2023の内容把握を行っています。
先月より福岡女子大学国際文理学部国際教養学科2年の小石沙也香さんにインターンで事務局に来て頂いていますが、こちらの業務にも手伝って頂く事になり大変心強く思います。内容のご報告についてはまた後日お知らせ致します。
2024年3月6日更新
今月も「広報さがみはら」「広報さかい」をはじめとして各地方自治体より広報誌への掲載にご協力をいただいております。とりわけ神奈川県相模原市、福井県坂井市の市民の皆様より多数の支援品が事務局に寄せられています。
皆様のご支援に感謝申し上げます。
2024年2月17日更新