モンドルバイ希望小学校 |
(記録) 大畑旭世/波多野真衣 |
シェムリアップは、世界遺産のアンコールワットの遺跡があるため多くの観光客が訪れる。町には高級ホテルが立ち並び、今なお急速な発展を続けている。しかし一度目を凝らせば、地元の人々が生活している。決して裕福な生活ではない。 |
|
アンコールワット遺跡のすぐ近くにある村「モンドルバイ村」。カンボジア語で「チュンピカ村(障がい者村)」とも呼ばれている。そこには地雷被害者の家族が身を寄せ合うように暮らしている。その村にあるのが、GHN(国際人権ネットワーク)代表の緒方由美子さんが中心となり運営し、CMCがその資金援助を続けている「希望小学校」である。 |
|
学校に着くと子供達がきれいに整列し拍手で出迎えてくれた。そして元気な声で「おはようございます!!」と挨拶してくれ、とても活気に溢れていた。そして校歌を歌ってくれた。 |
|
子供たちはみんな元気いっぱいで、綱引きは大盛り上がり!年齢では勝っていたが、子供たちの体力に圧倒され負けてしまった。 |
|
勉強している姿からは、とても真剣に授業にとり組んでいるのが伝わってきた。その後モンドルバイ村を案内してもらい、マーケットなどを見た。そこには食料品から雑貨まで売っていて、にぎわっていた。 |
|
小学校に戻り、伝統芸能アプサラダンスを見せてもらいCMCからは「鬼のパンツはいいパンツ!」などの歌をプレゼントした。 |
|
最後に、CMC大谷代表よりGHNの緒方由美子代表へ学校運営資金が贈呈された。 |
|
午前クラスの子供たちと一緒に私たちも彼らに別れを告げた。最後まで手を振ってくれて、本当に子供たちの温かさを感じた。ここでたくさん勉強して、将来につなげて欲しいと願う。 |