カンボジア地雷撤去キャンペーン
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カンボジアスタディツアー参加者感想
感想文            CMC13次スタディツアー参加者 薮下美幸


 人間は忘却する生き物である。しかし、これだけの貴重な経験をさせていただいて、これを風化させられない。ここで止めておく事は私の中で許されない。そして、何より こうして日本で生活している、この時間も、同じように、海を越えたカンボジアの土地で、生活している人々がいる現実。代表が語られていた、日本人の苦手なこと“継続して支援をする事”。耳にした時に、まったく その通りだなと体に電気が走る様な感覚を覚え、そして何より、その支援をずーっとされてきている方だからこその、想いに重みのある言葉だなぁと。 

 帰国して2週間、自分ができる事を、模索しつつ、自分の中で激しい葛藤をし、それでも、自分ができる事をしていけば良いと。そして私は自分ができる事の1つとして、今の立場をお借りして、人に伝える事を行動に移した。 この学園の先生方や事務職員の方々に、恐縮ながら、しかし どんなに人生の先輩と言えど 経験されていない事は山とあり、今の現状を伝えたく 短い時間ではありますが、私の想いを話させていただきました。「そんな経験をされて凄いですね」と言われ、偉いのは私なんかではなく、現地で、地雷の被害に遭っても、前を向いて、賢明に生きている人々や、今も不安と危険と隣り合わせに生活している人々の方なんです!と、視点をもっと先に目指して欲しいのです。「何かできる事はありませんか?」と尋ねて下さる方もいました。人は熱しやすく、冷めやすいもので、その思いを持続していただけるかはわかりませんが、少なからず、教壇にたたれる立場の方々であり、何か響けばと願っております。

 全ての箇所、全ての時間、全ての経験が、本当に自分の眼で視て、肌で感じて、鼻で臭って、心に傷んで・・・この様な経験ができた事に、本当に感謝しております。そして、その足で何度もカンボジアを訪れ、私達の様に知りたいと思う人の願いを叶えて下さる代表の活動に心から感謝しています。もう、生死を何度彷徨いながらも、こちらの世界に戻ってこられたのは、こうして、素晴らしい事をできる力のある方だからなのだと、神様にみそめられてしまったのですね。

 もし、本当に神様がいるのなら、どうぞ これ以上の悲しみをカンボジアの土地よりなくしていただきたい。犠牲者の幸せな未来を構築していただきたい。しかし、神頼みでは、どうしようもない事がこの世です。なので、私達がすべき事、やれる事をしていいこうと思います。

 このツアーで、多くの方と出会い、語り合い、考え、学び、どれだけの感激する事を体験し、感謝の思いで満たしていただいた事でしょうか。実際にツアーに参加できずに、無念の想いで日本から、ツアー行程をきにかけて下さっていた、アイバさん(申し訳ありません、正確なお名前がわからないままで・・・)や生前に何かできる事をと、寄付された安倍さんの残して下さった学校など、本当に 人の温かさを知りました。

本当に、言葉では伝えられない程の想いを胸に「ありがとうございました」と叫びたい気持ちです。

大谷代表と言う存在を知り、一緒に10日間を過ごせた事、これからも縁を切らさずに、自分ができる事を行っていきたいと思います。現実に起きている事柄は私より、ずっと代表が知っていますので、まとまらない文章ですが、自分の感想文を綴らせていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。

「ありがとうございました」



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