カンボジア地雷撤去キャンペーン
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 ■ 2月3日(金)
福岡市立愛宕浜小学校での学校教育公開に参加。子供たちの発表を参観。(大谷代表)
子供たちは自分達に何ができるのかを熱心に討議していた。              (福岡市西区)
 ■ 2月5日(日)
日田市光岡小学校、同月出山小学校よりカンボジアの子供たちへの支援物資を受け取る。

光岡小学校教諭 向野輝先生(右)と大谷代表

(CMC本部)

上:光岡小学校の子供たち
右:月出山小学校の子供たち(全校児童10名)
月出山小学校は本年3月で廃校となる
 ■ 2月12日(日)〜2月21日(火) CMC 第10次スタディツアー
2月12日(日)出発
今回は山形、茨城、埼玉、東京、神奈川、岐阜、愛知、京都、福岡、佐賀の各県およびバンコクから西日本新聞バンコク支局長が同行し、総勢20名の参加となった。
福岡空港、中部国際空港、関西空港、成田空港よりそれぞれ出発し、バンコクで合流後プノンペンへ
(右:福岡発メンバー)

2月13日(月) プノンペン

ポルポト時代の虐殺現場であるトゥールスレーン収容所とキリングフィールドを視察。
トゥールスレーン収容所(上)
拷問に使われたベッドと足かせがそのまま展示されている


キリングフィールド(左)
虐殺された人々の骨や衣服が今も野ざらしになっている

2月14日(火)  プノンペン→バッタンバン

AAR(難民を助ける会)の運営する車椅子工房では地雷被害者が車椅子の製造に携わっている。(右)
(右)ステンミンチャイ(プノンペン郊外)のゴミの山

大人に混ざって小さな子供も自分が生きるために一心にゴミを集めている。熱気でゴミが自然発火し、煙が立ち込めるなど環境は劣悪。
子供たちの健康と教育を担っているNGOに支援金を手渡す。
その後、乗用車にてバッタンバンへ向かう。バッタンバンのホテルでCMC現地スタッフよりブリーフィング。

2月15日(水) 地雷原視察

地雷撤去NGO MAGのバッタンバンオフィスでブリーフィングを受けた後、車で2時間半離れたパイリン特別市 タノル・カェイン地雷原を視察。参加メンバーも専用プロテクターとヘルメットをつけ地雷原を歩き地雷爆破作業(左下)にも立ち会う。
(右下)現場で支援金を贈呈。

2月16日(木)
2004年CMCが建設し運営するCMCボップイ安倍小学校を訪問、子供たちが拍手で迎えてくれた。歌の交歓の後、日本の子供たちからの支援物資を手渡す。その後、用意してきたサッカーボールや縄跳びで子供たちと交流したり、授業風景を見学した。
最後に子供の教育をお願いしている4人の先生に給料を渡した。

2月17日(金) <午前>バッタンバンの国際赤十字(ICRC)を視察。

ここでは地雷によって手や足を奪われた人のために義手・義足を作り、歩行や日常生活訓練を行なっている。

(左)地雷によって右手足を奪われ顔面にも大きな傷を負ったコップ・ポンリーさん(33歳)。心の傷はいかばかりかは計り知れない。
<午後>第5軍区病院を視察。

管理者よりブリーフィングを受ける。もともと兵士のための病院であったが、今は内戦終結後に外国から持ち込まれ、国中に蔓延したエイズ患者の治療を行なっている。薬や医療資材が絶対的に不足している。

地雷に加えてカンボジアの人々を苦しめている深刻な問題である。

(右)母子感染の親子。オック・ラクサ君8歳は体重が9キロしかない。衰弱のため座っている事もできない。白い服の女性が母親のソコンさん33歳。彼女は夫からHIVをうつされた。
第5軍区病院へは今回のツアーに同行したワイズメンズクラブ西日本区のメンバーより支援金が送られた。

2月18日(土) バッタンバンにあるエマージェンシーホスピタル視察。

(右)6才の地雷被害者ボル・ビジト君。子供の被害者の姿は痛々しい。
ここで地雷被害者の為にCMCおよびワイズメンズクラブ西日本区から支援金が手渡された。

その後、専用車にてシェムリアップへ向け出発

2月19日 アンコールワット、タ・プローム遺跡観光     (右下)地雷被害者による民族楽器の演奏

2月20日アンコールワットの遺跡敷地内にあり、地雷被害者の多いモンドルバイ村希望小学校を訪問。前日からスタディツアー参加者のうち7名の学生が、今回初めてこの村にホームステイしていた。
授業風景を見学したり、綱引きなどで子供たちと交流、その後運営費を国際人権ネットワークの緒方さんに手渡した。
(右)アキラの地雷博物館訪問。

元兵士のアキラ氏が自分で撤去した地雷を自ら建てた博物館で展示し、世界に人に戦争や地雷の恐ろしさを訴え続けている。

ここでもCMCから支援金を手渡した。
(左)ベトナム戦争時代のカメラマン一ノ瀬泰造の終焉の地、プラダック村訪問。

今でも泰造を愛する村人の手によって建立された墓に参る。

2月20日夜、シェムリアップより出国し飛行機でタイへ。2月21日朝バンコクから各地へ帰国市、ツアー終了。
 ■ 2月21日(火)
タイ バンコクにてアジアホンダ ゼネラルマネージャー田中雅章氏と会食しながらの打合せ      
 ■ 2月23日(木)
熊本ワイズメンズクラブにてカンボジア帰国当日の報告(大谷代表)  (熊本市 ホテルキャッスル)
 ■ 2月27日(月)
福岡市立那珂小学校での福岡県国際交流センター主催「教室から世界をのぞこう!」プログラムで、帰国直後の熱い思いを授業を通して伝える。(講師:大谷代表)

(福岡市博多区)


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