感想文 |
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15次カンボジアスタディーツアーに参加して |
緒川ゆき菜 |
カンボジアは、とても色彩豊かな国だ。私がカンボジアに訪れてまず感じたこと。目に映るものすべてが色であふれている。
咲き乱れる花も、澄みきった空も、果物も・野菜も、バック、洋服、看板、何もかもがカラフル!街を歩いている女性も、柄がないと損ってばかりに、シャツも花柄、ズボンも水玉、おまけに頭に巻いてるクロマ―(ストールのような布)もシマシマ柄。黒やグレーばかりの日本とは大違い。私は期待した。何をかというと、今回このツアーでたくさんの子どもたちと触れ合う機会があり、子どもたちと一緒に絵を描こうと企画していたからだ。
私は仕事柄、世界中を旅している。その中で何度か学校、施設、子ども病院を訪問し子どもたちが描く絵をみてきた。絵には子どもたちの心や状況が映し出される。カンボジアの子どもたちはどんな絵を描くのだろう。私は48色のクレパスを5セット、画用紙を500枚用意した。
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まず、子どもたちは、真っ白な画用紙を喜んだ。私も!!私も!!と元気に次々に手を差しだす。感心したのは、お友達や自分より小さな子がまだ画用紙をもらっていなければ、自分が受け取ったものを自主的にその子たちに渡していた。この行為はどこの学校・施設でも当たり前に行われていた。しかし、孤児院の子どもたちと学校に通う子どもたちの絵には大きな違いがあった。それは、色遣いだ。学校に通う子どもたちは、たくさんの色を使う。しかし、孤児院の子ははじめに選んだ好きな色、一色で最初から最後まで描きあげるのだ。見ためは、学校の子も施設の子も何の変りもない。カワイイ笑顔もひとなつっこいところも同じなのに。やはり何かが違うのだろう。街には色が溢れている、施設の子どもたちの心もいろんな色でいっぱいにしたいと思った。CMCスタディーツアーは、本当にたくさんのことを学び。いろいろなことを感じられる旅だ。しかし、困ったことに、旅が終わっても、カンボジアで考えた答えが出ない。そう、帰国しても旅が終わらないのだ。カンボジアから戻り一カ月経とうとしているのに、まだスタディーツアー中の様。この旅はしばらく続く気がする。自分ができるお手伝いを自分なりに考え行動していくつもりだ。
とにかくこのツアーは百聞は一見に如かず!迷う前に行動!たくさんの人に参加して欲しい。必ず、未来が変わる事間違いなし!
また、cmc代表の大谷氏の熱意にも感動しました。現地スタッフの明さん、田中くん、ももちゃんにも大変お世話になりました。ありがとうございました。
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口座名 カンボジア地雷撤去キャンペーン |
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