カンボジア地雷撤去キャンペーン
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感想文 第15次スタディーツアーに参加して
2011年3月13日
樋渡 吉行
 3年程前から一度は参加してみたいと漠然と思っていましたが、今回ようやく参加する事ができて本当に良かったです。CMCで企画されていた訪問先は私にとっては何処も刺激的で、言葉を失う光景も数多く目にしました。写真などの資料で何度も見たことがあるにも関わらず本物、現実を見て何度も驚きました。

 地雷に関する事や、その他施設の部分はレポートの方に譲りますが、「カンボジアから地雷をなくす」事は圧倒的に正しく正義なのですが、その大義名分だけでは簡単には片付けられない側面も山ほどある事がわかりました。カンボジアの歴史を知り、地雷被害に遭っても尚、地雷撤去の最前線で撤去活動に従事する人々や被害に遭った土地での農作業を望む人がいる事を知り、これは本当に難しい問題だと思いました。しかしながら難しいからこそ我々一人一人は微力ですが行動しなければいけないと思いました。そして、悶々と考えさせられるような現実を学びつつも今回のツアーでは希望も見る事が出来ました。それは、カンボジアがとにかく若い人が圧倒的に多い国だという事です。特に今回訪れたホームランド孤児院、CMCポップイ安部小学校、コーントライ中学校、トゥールポンロー中学校では本当に子供達は体を動かし遊ぶのが大好きな元気な子たちばかりでした。ここ数年はカンボジアの経済成長も鈍化しているものの、それ以前においては10%台で推移していた理由もこの国の若さ故なのだと実感しました。まだまだ大きく経済成長できる国です。とは言っても、一人当たりGDPは約500 ドル/年 なのですが、この国でビジネスに関わって行く価値は充分にあるのではないかと更に興味が湧きました。
 最後に今回のツアーの準備、実行されたCMCスタッフの皆さんのおかげで大変多くの事を学ぶ事が出来ました。感謝しています。ありがとうございました。


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