カンボジア地雷撤去キャンペーン
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カンボジアスタディツアー参加者感想
カンボジア地雷撤去キャンペーンに参加して        茅根久美子


まずはじめに私がこのツアーに参加したいと思ったきっかけは、
藤原紀香さんの世界の子供たちへという写真展を拝見し、
地雷被害にあっても懸命に生きている子供たちの強さに心を奪われ、
またゴミ山で働く子供たちや学校建設のTVを観て、自分の眼で見て感じたいと
思ったからです。
また、これから看護師を目指すという夢に向かい、途上国の医療現場をみたいという
おもいもありました。

実際、自分の眼でみたカンボジアは、日本とは比べものにならないくらい経済的に
貧しく苦しいはずなのに、人々の瞳はとても澄んでいて、一日一日を大切に
生きている姿でした。

平和な日本に生まれ、屋根のある家に住み、三食食事をし、毎日暮らすことが
当たり前だと思い、普通に生活をしていた私にとって、カンボジア人の強さに
驚かされました。
それと同時に本当の豊かさの条件とは何か、と考えさせられました。
マザーテレサの言葉で
私は飢えていた。
食べるものがないのではなく、清い心から来る平和に私は渇いていた。
渇きを癒す水ではなく、人と争い、熱してしまっている心の渇きを癒してくれる平和に。
私は裸だった。
着るものがないのではなく、自分の体を尊べる美しい品位がないために。
私は家なしだった。
露をしのぐ煉瓦造りの家がないのではなく、
わかって包んで愛してくれる心がないために。
とい言葉があります。
日本は先進国といわれ、物質上この地球上で一握りの人たちのみに許された
豊かさがあります。
しかし、本当の意味の豊かさはカンボジアに劣っているように思えました。
このツアーで、たくさんの心の傷をおっているだろう人々に出会い、
だが自分の人生を恨まず、きちんと受け止め、生きるために生きている姿を
目の前にし、自分も自分自身に負けてられないと、前を向かされました。

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