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ボップイ村農業支援プロジェクト

VOL 8
 ■トゥールオンカウム橋建設:パート2
■本日いよいよ橋建設の当日。

これから村民の手作業で施工が行われる。
この日の参加者は20人程集った。
子供も大人もそれぞれに役割があるようだ。

■完成までの様子をダイジェスト

1.資材屋から荷物を輸送。積み込みも手作業。

2.橋建設予定地。村民が既に集合、水路の排水が始まっていた。



3.ヒューム管を降ろし、そして水路へ投入。

鍬(クワ)で水底をならしヒューム管を移動させる。
水の中では意外とスムーズに扱える。管同士は継ぎ手部にて接合できるので微調整を施す。

4.微調整を終えヒューム管4本の設置場所が決まった。

継ぎ手部を洗浄し、最終的にコンクリートで固着させる。

ここで業者の役目は終了、以後村民の手作業のみとなる。

5.ヒューム管の上に盛土を施す準備。

周辺から刈り取って来た灌木を利用し柵を設置する。道具は鉈(ナタ)のみで木材を加工していく。
同時に別の場所からは、女性も子供も加わって土砂の運搬作業が始まっている。
村民は

 ・2名=柵作り
 ・5名=土起こし
 ・10名=土砂運搬
 ・2名=子供の世話役

の役割分担で作業が進められる。

6.正午近くになると、トゥールオンカムから母親と子供たちが食事を届けてくれる。

全員が手を休め現場の直ぐ横で我々もご馳走になる。

7.川幅の半分が埋まりかけている。

女の子も背丈以上の鍬を振り上げ土砂を掘り起こす。子供たちも親の真似をしながら道具の使い方を体で覚えていく。

8.後半部分に差しかかった。

ヒューム管の上部には既に厚さ50cmの盛土がされていた。

9.完成図

橋は2日がかりで完成した。
建設前が左、建設後が右の写真

大切なのはこれ以降である。
今後は彼ら自身による維持管理を期待している。


Vol.11
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