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ボップイ村農業支援プロジェクト

VOL 3
 ■7月に入り、農業トレーニング第2回目の講習が行われた。
 相変わらず集合時間を過ぎてから集まりだすカンボジア人特有の時間の流れも見慣れてきた。
  ------------略語----------------

  BP=ボップイ・コミュニティ
  TP=トゥールプレイドップ・コミュニティ
  KP=クトゥンプラハウン・コミュニティ
  TO=トゥールオンカウム・コミュニティ
  PDA=バッタンバン農業局
  CMC=当団体略名

  ---------------------------------

■今週のトピック/第2回
  1. 稲作のための農地事前準備
  2. 苗床の作り方
  3. 堆肥の作り方
  4. 肥料の役割/選択方法
  5. 直播農法のための準備
  6. その他
コミュニティ 参加人数/全数
2010/07/01
TO 18/23
2010/06/23
BP&TP 28/40
KP 10/12
■堆肥の利用

堆肥の役目は田んぼへの栄養分の補給である。
基本的に毎年同じ田んぼで稲作を行うので農作物を育てると農地の栄養分が当然減少していく。そこへ堆肥によって栄養分を補充する。稲作は土作りから重要な段階である。

主に家畜(牛、豚、鶏)の糞を集積し自然発酵させたものである。内部では細菌が有機物を植物の吸収しやすい状態まで分解してくれる。この時同時に発熱を伴うので雑草の種や有害生物を死滅させることも出来る。有機物が多く含まれており微生物の働きが活発な土地ほど農耕には有効である。

右がトレーナーの示す堆肥の作成モデル図。
  • 1層目/茶色=家畜の糞
  • 2層目/青色&緑色=水と植物の混合物
  • 3層目/灰色=灰
この3層が1セットとなりそれを積層していく。
この状態で週に一度攪拌し40〜50日程度経過すると堆肥の完成。

■講習の最中に思わぬ来客がこの方。
PDAの栽培部部長イン・ソバモニーさんである。
彼は我々がPDAのトレーニングを開始するに際し相談役になって頂いた方である。
講習のスタートを切った我々やトレーナー方の授業風景を視察しに足を運んでくれた。
この日は最後まで講習に参加しデモ農家決定の相談にも乗っていた。

■デモ農家決定
イン・ソバモニーさんのアドバイスも受けながら第1回目の講習にて候補に挙がっていた3農家が正式にデモ農家として決定した。
この先講習の実施役、見本として必要とされる。
デモ農家の条件は3点
 1.漑設備に容易にアクセスできること
 2.主要道路から近い場所に土地を持って いること
 3.1rai(=0.16ha)以上の土地を提供で きること

この条件を元に、トレーナーが中心になって田んぼの広さ、アクセスの良さ、灌漑設備への便宜さを考慮し決定していく。
ソー・コーさん(TOデモ農家) セイ・クナーさん(BP&TPデモ農家)

TOとKPの農家に関しては直播栽培を採用予定、BP&TPに関しては直播栽培に加え試験的に移植栽培も取入れる。

■デモ農家が決定するとトレーナーによって農地の測定をが行われた。
種蒔きをする際の籾量を決定するためだ。

また参加者に最適な種籾の量を実感して貰うため、デモ農家1つの田んぼに対して、多くて3通りの種子量で蒔き比べ収量への影響を考察する。測定結果と種籾量の決定は来週以降。
  モン・ソクリーさん(KPデモ農家)
■種籾の支給

トレーニング実施に際し、デモ農家/その他参加者が使用する種籾は全てPDAから渡される。
量は15kg/人であり、品種の決定は彼らのリクエストも考慮し決定する。候補として現在挙がっているのは
 1. プカールムドゥール
 2. センクロオーブ
 3 .センピダン
の3品種であり次回以降に決定される。

次回、講習内容は種籾の塩水選/消毒
および苗床の作成方法について。


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