活動予定

MAG地雷原視察

12月6日

地雷撤去視察のため、朝6時45分にホテルを出発し、地雷撤去の国際NGO MAGのバッタンバン事務所に寄りました。

そこから、MAGの車の先導でサムロート郡カンチャン村の地雷原に向かいました。現地到着後、名前や血液型を記入し、ブリーフィングを受けました。

そこは、1979年から1988年まで、ポルポト軍とベトナム軍の激戦地で1980年から2014年までに地雷による被害者が52人(内死亡1人)不発弾による被害者が16人出ていました。

そのエリアCMAA15477のA2-2(1,238,983 ㎡ 約124ha)を視察します。これまでにタイプ69、タイプ72A、PMN2、POMZ2などの対人地雷が発見されていました。ブリーフィングの後、ヘルメットやプロテクターを装着し、2班に別れていよいよ地雷撤去の視察に入りました。

ツアー参加者は、CMACのトレーニングセンターで、擬似地雷原での訓練は視察しましたが、本物の地雷原は初体験。

MATチーム(マイン・アクション・チーム)による酷暑の中での活動が如何に大変かは体験出来たのではないかと思います。

今回は、タイとの戦争の一時停止中で地図の通り(左下角の赤点)現場がタイ国境にあまりにも近くいため、軍から許可が出ないとのことで地雷の爆破は断念しました。

視察後、ドネーションを行なって地雷原を後にしました。

2025年12月6日更新

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