過去の活動
シェムリアップ州バンティスレイ郡タエク村の地雷原での地雷撤去視察を行いました。
ここは、CSHDという地雷撤去団体が担当しており、カンボジアの地雷問題に関する指導監督をしているCMAAの割り振りで、活動しています。殆どの参加者が初めての体験なので、プロテクターやヘルメットを装着する段階での緊張感を感じました。
このエリアは、94,566㎡の広さがあり、これまでに、対人地雷6個と不発弾14個が発見され処理されています。今回は、特に、探知機の使い方を隊員から学んでから、地雷原に入りました。
バンティアスレイの地雷原では、マインアクションチーム16人による撤去活動を視察しましたが、午後からはスワイレウ郡ベンメリア村での地雷の爆破に立会いました。
ここは、一面に植えられたキャッサバ畑の農民が偶然発見しCSHDのEODチームに連絡して確認されたものです。午前中のタエク村と同じく中国製の72A型対人地雷で、ポルポト軍が埋めたものである事が解ります。爆破のスイッチを押す役を、岡本博さんと、曽和公太君がやりました。2発の地雷が轟音と共に消えました‼︎
酷暑の中でのCSHD隊員の皆さん、有難うございました。
視察後、「100円玉1枚で1㎡の地雷原をクリーン出来る」として、集めてきた資金をドルに替えてドネーションを行いました。皆さんの支援、募金、「書き損じはがき」が地雷撤去の役に立っています。
今後ともCMCの活動支援を宜しくお願い申し上げます。
2024年11月23日更新