過去の活動
CMCトゥールポンロー中学校」(Kodama S chool)での卒業式を行いました。今年の卒業生は37名。内、35名が出席。これはかつて無い出席率です。
例年、9月に行なうのですが、今年は10月末になった為、出稼ぎや進学で村を出て出席者は減るだろうと予測していたので、嬉しい誤算でした。
私と株式会社データ・マックスの児玉直 社長の名代として道山憲一氏が挨拶を行い、その後、一人ひとりに卒業証書と記念品及び金一封が手渡された。
皆んな、卒業式に相応しい身だしなみで礼儀正しく、とても感動的でした。出席した35人に今後の進路を尋ねると、1人を除いて全員が高校進学と答えたのには、正直驚きました。
それが事実なら、本当に素晴らしい事です。
卒業式終了後、卒業生の方から何か私達に伝えたいことが有りますか?と、私が質問すると、サッと手を挙げて「CMCと支えてくれたデータ・マックスの皆さまに心から感謝申し上げます!」という言葉を述べた子がいて感動しました。
スレイナーちゃんという卒業生でしたが、私の唐突な質問で手は上がらないと思っていたので驚きました。
その後、卒業生と全員で記念撮影を行い学校を後にしました。
あの向井理が、「世界ウルルン滞在記」で地雷原の村に井戸を掘るという番組を作ったトゥールポンローの村に私達が学校を作ることで、着実に子ども達が育ち、地域が変わっている事を実感した卒業式でした。
2017年10月31日更新