クメール正月
4月20日(日)
前回のレポートでも書きましたが,4月14日(月)から16日(水)の3日間はカンボジア国の正月,いわゆる『クメール正月』でした。この期間,プノンペンは住民の多くが帰省していて閑散としますが,バッタンバンでは連日プノム・ソムパウやコンピン・プオイなどの観光地が多くの人でにぎわいました。
プノム・ソムパウの入口。多くの人でごった返しており,警察も臨時で交通整理をしています。
頂上へ向かう階段。狭い階段が一層狭くなっています。
観光地へ向かう人もたくさんいましたが,それ以上に目についたのが沿道で誰彼かまわず水をかける人たちでした。
大人も子供も沿道でバケツ等に水を入れて道行く人を待ち構えています。
そして,通りかかった人に水をかけます。
ナイロン袋に水を入れて,思い切りぶつけるの者もいます。私もバイクにで通過する際何個もぶつけられました。
ホースで水撒き。無差別大量攻撃。
水をかける方もかけられる方も楽しんでいるのですが,バイクを運転している人に突然沿道からナイロン袋の水をぶつけてくるなど危なくてしょうがないです(彼らに危ないという認識はないですが・・・)。濡れるのはしょうがないとして,バイクに乗るにも普段とは違う障害物に気をつけなくてはいけません。
CMCスタッフのラブット曰く,この水かけは昔からカンボジアにある風習ではなく,タイの水祭りをまねして楽しんでいるだけとのことです。その真偽のほどは定かではないですが,いずれにせよ楽しい風習は維持しつつも,バイク事故等が起きないよう公道においてはある程度規制をかけてもらいたいものです。
文責:曽田実
2014年4月22日更新