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    アンジェリーナ・ジョリー初監督作「最愛の大地」試写会出席

    7月31日(水)

    アンジェリーナ・ジョリー長編初監督作品「最愛の大地」8/10(土)ロードショー

    女優でありUNHCR親善大使も務めるアンジェリーナ・ジョリーの初監督作品「最愛の大地」の試写会が行われCMCも国際問題に携わるNGOとして出席しました。
    同作品は、第二次世界大戦以降のヨーロッパで最も悲惨な争いとなったボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で敵味方に分かれた恋人たちを描いた社会派人間ドラマ。実際にアンジェリーナ・ジョリーが10年前にUNHCRの特使として初めてボスニア・ヘルツェゴビナを訪問した際、難民キャンプに収容されていた 被害女性から直接聞いたことが基になっているそうです。

    国連大学(東京都渋谷区)で行われた長編初監督作品「最愛の大地」の試写会に登場し、スピーチを行った。「私は、国際社会が迅速かつ効果的に戦争に介入することができなかったことに対する失望を、アーティスティックに表現する映画をつくりたかったのです。」

    日本人にとって、中東情勢同様、民族と宗教が複雑に絡み合った事情や情勢は、理解し難いように、映画で描かれる彼ら当事者にとってもそれは容易く心では理解できないまま、否応なしに戦いに巻き込まれ虐殺や、民族浄化を謳ったレイプの対象に・・・。
    ”戦争ほど残酷で悲惨なものはない”と認識させられる映画です。是非とも劇場に足をお運び下さい。

    コメント
    「次々に起こる現実を目の当たりにしあまりのなまめかしさに息をするのも辛く涙を流す暇もないドキュメンタリーを観ているようでした。愛の先にある人の心 レンズを通した現実がここにはあります。」
    せきぐち きみこ(女優/ナレーター)予告編ナレーション担当

    「ボスニア取材を経験した私にとって、この映画はあまりにリアルで、 当時の感情がこみあげてくるほどだ。これまで充分に伝えられなかった、ボスニア内戦の悲惨な事実に 鋭く斬り込んだジョリーには敬服の外はない。」山路徹(ジャーナリスト)

    「戦争とは、ある日突然、愛のすべてが否定されること! この映画に描かれたユーゴ内戦の、あまりの惨さに慟哭が止められない。 戦争はゲームじゃないことを若い人にも知っておいて欲しい。」
    歌手 加藤 登紀子

    公式サイト:http://saiainodaichi.ayapro.ne.jp/index.html

    (左)CMC役員樋口氏と(右)九州シネマ・エンタープライズ緒方氏

     

    2013年7月31日更新

    CMCからのお知らせ