対人地雷全面禁止条約が発効した1999年、カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)と国際漫画シンポジウム実行委員会は「地雷」をテーマにした絵を募集しました。
その結果、政治や社会風刺画を新聞などに発表している国際的に有名な作家たちから数多くの作品が寄せられました。 その数、世界34ヶ国から537点。
このことは、今なお被害者が絶えない「悪魔の兵器、地雷」に対する関心がいかに高いかを物語っています。
この資料集には、その中から1作家1作品を基本に260点あまりの秀作が収められました。
併せてCMCの代表・大谷賢二と写真家・池口洋之氏のカンボジア現地で撮影した写真、および地雷に関する資料とCMCの活動報告、CMCに関する記事などを収録し、大変価値のある資料集となっています。
また、この資料集の売上からCMCの活動を支える資金が提供されます。 是非この1冊を家庭や学校でご活用いただきたいと存じます。 |