カンボジア地雷撤去キャンペーン
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第14次スタディツアー参加者の感想
スタディツアー 回想   田中甲斐
  今回のスタディーツアーに参加できたことにまず感謝しております。工程中、ツアー全体の統括に関して大谷代表には安全かつ、スムーズなスケジュール運びをして頂き私他、ツアー客それぞれが価値あるカンボジア滞在をされて帰国されたと思います。  また、現地での各訪問先への受入れ要請、宿泊等を一まとめに管理/準備してくれた永山君/ピセット/ピトゥーの3人やガイドに感謝しております。今回不慮の事故で参加ができなくなってしまわれた、明さんにも手配その他準備に当たって頂き感謝しております。  初参加となった今回のツアーで、過去2回のカンボジア訪問にはない経験をし色濃い日々が過ごせたと感じています。CMCを始め、孤児院、地雷源等々は資料やホームページでも情報は得られますが、実際にカンボジアという現地での気候や、風土、習慣、伝統の中でこそ得られる感覚という物はツアー参加者でしか感じ得ないと思います。  私の場合は特に現地駐在員として残留するので、ツアー訪問先が今後の仕事を遂行する上でのパートナーとなります。もちろん全ての関係先を訪問できた訳ではないですが、その意味でも今回事前にCMACやMAG、小学校、中学校などの主要となる箇所を視察できイメージをより鮮明にできたことで今後に繋がる期間になった。  全体を通して、過去のカンボジアの不鮮明なイメージからより身近なものへと変わりました。首都プノンペンや観光で栄えるシェムリの便利さや生活水準の高さを見たと思えば、CMCの支援先であるバッタンボンやその郊外にある小中学校の支援先などはインフラの整備や、物資の量、生活の糧、など格差は目に余る程であった。しかし、環境は違えど同じカンボジアという国の中で、各々の土地柄に古くから営まれてきた自然の姿を有りのまま見させられただけであり、国の発展に正解というものなど無いと感じたのが正直な感想である。  ただ、CMCの設立の起源や私個人の想いでもあるように、カンボジアの歴史の元に存在してしまった地雷や不発弾による被害者が後を絶たない、その人々の為にできることをする、また今後1年間の駐在期間の中で活動できる使命感と期待感を強く感じられる良い機会を頂いたと思う。  私が最も大事にしている、ツアー中に見た様々な「現場」を今後1年間をかけて結び付けでいく作業が必要だと思った。さらに、現場にいる人々の生の声に大変興味があると同時に聞き入れるべき最良の情報源としてこの先関わっていきたいと思う。  そしてカンボジアの国、さらに土地/人の気質や生活スタイルに合った支援を行うことを今後、念頭に置いて現地での活動を進める必要があると感じられた。  ありがとうございました。

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 郵便振替 01770‐0‐38559
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