● お寺にお参りに、遊びに |
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カンボジアの宗教は大部分が仏教である。お正月にはほとんどの家庭が家族でお寺にお参りに行く。お祈りの仕方は多少日本と異なり、長い線香を持ったまま手を合わせお祈りをする。お昼ごはんは家から持ってきたお弁当を食べる。 |
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厳かに参拝しているお寺もあれば、お祭りのように出店のように大賑わいのお寺もある。お寺の周りにはたくさんの屋台が広がる。食べもの屋、服や靴を売るお店、的当てゲームなどその量は日本のお祭りに負けていない。たくさんの人と熱気で溢れていた。 |
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● 「マサウ(白い粉)」と「コップタック(水投げ)」 |
そしてカンボジアのお正月と言えば、何と言っても「マサウ」と「コップタック」である。みんなこの二つをとても楽しみにしている。 |
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ま
ず「マサウ(白い粉)」だが、これは白い粉を顔に塗りたくるというものだ。女の子の顔を触れるからと、特に若い男の子に大人気だ。男達は常に白い粉を手に
持っていて、そして女の子を見つけると知り合いでもそうでなかろうが顔に粉をつけていく。歩いていると突然どこからともなく手が出てきて、粉をつけられる
のでとてもビックリする!!町のいたるところで白い顔の子どもたちを見かける。 |
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「コッ
プタック(水投げ)」は、以前はバケツに用意した水をすくってかけていたが、ここ10年は小さな袋に水を入れて投げるのが流行らしい。誰に当たるかは分か
らない。当たり所が悪いととても痛い。お寺の中でも道沿いでも、どこで水をかけられるか分からない。でも少々ぬれても大丈夫。カンボジアはとても暑いので
数分すればすぐ乾いてしまう。道をバイクで走っていると、水をかけようと随所に人々が待ち構えている。 |
この子手作りの大きいコップタック! |
水をかけようと待ち構えている女の子 |
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時にはバイクを止めさせられ、バケツ一杯浴びせられることもある。掛けられる方も掛ける方もとても楽しい!!日本のお祭りでもお御輿を担ぎ走るとき、女達が頑張れ!と水をかける。その雰囲気とそっくりだった。 |