■ ボップイ村 地雷撤去終わる |
■ 2004年8月29日
(日) |
民家のすぐ横で見つかった地雷を爆破処理する |
ボップイ村の地雷撤去が終了した。約2ヶ月半かけてC-MACが撤去したのは71.814u。そしてそのエリアから合計78個もの地雷、不発弾が発見され
た。C-MACによれば今回撤去されたエリアの外側には、まだ200個以上の地雷、不発弾が埋まっているだろうということだ。
また今回の撤去で5万個以上の鉄くずが見つかったが、この膨大な鉄くずが撤去活動を妨げる。金属探知機が反応した時点では、それが地雷か、不発弾か、た
だの鉄くずなのかはわからない。そのため探知機が反応した全てを地雷、不発弾と想定して、慎重な作業をしなければならないのだ。 |
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爆破処理後、避難していた村人が現場に集まる |
撤去された地雷や不発弾は
夕方同時に爆破処理する |
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撤去範囲 : 71,814u |
対人地雷 |
61 個 |
対戦車地雷 |
0 個 |
不発弾 |
17 個 |
鉄くず |
50,519 個 |
8月29日終了後のデータ
(左写真) 見つかった不発弾 |
8月11日までのボップイ村地雷撤去エリア
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道、
住居、そして学校のまわりの土地が地雷原から安全エリアに変わった。しかし村のそれ以外のエリア、農地、畑などは依然地雷原のままである。毎日、畑に出か
け鍬で耕すその土地には未だに地雷が埋まったままである。しかし村の人間はそれを知った上で毎日、畑へと出かけていく。生きていくためには、地雷に侵され
た畑でも耕さなければならない。 |
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