■ ボップイ村に池を造る |
■ 2004年8月17日
(火) |
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CMC支援による池建設が始まった。
CMC ボップイ安倍小学校敷地内、新校舎からは100mほど離れた場所に、 横20m×縦30m×深さ3mの池を掘る。掘られていくその池の周りを数十人の村人ギャラリーが取り囲んでいた。
ボップイ村64家族、合計約350人が生活用水としてこの池を利用することになる。 |
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2ヶ月前まで地雷が埋まっていた場所も
今は安心して掘ることができる |
掘り出した土は学校の校庭整備に使う |
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3日後、完成した池には
雨水が少し溜まり始めていた
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1週間前に地雷撤去された池の周り
黄色い棒はそこに地雷が埋まっていたという
サイン (民家から10m離れた池で) |
ボッ
プイ村には他にも小さな池が数カ所あるが、C-MAGが地雷撤去作業を行った安全エリアの外側、つまり地雷未撤去地にある。しかし人々は、そこが危険と知
りながらも水を汲むため池へ入る。日本でもカンボジアでも、水は生活の柱である。地中に埋まり目に見えない地雷よりも、人は毎日の生活を優先するのだ。
今回建設された池の場所から、2ヵ月前C-MAGは8個の地雷を撤去した。地雷撤去後の土地に建設された今回の池は、人々が安心して生活用水を受給できる数少ない場所となる。
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