地雷撤去の流れ |
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1.
まず、撤去地点の幅20mの土地を視覚的に不審物がないかを確認し、細い棒でワイヤーなど隠されていないか、ゆっくり下から上へ探る。
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2.
ワイヤーなどの異常が無ければ、地面が現れるまで草を刈る。刈った草は後方へ置く。 |
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3.
金属探知機が正常に作動するかどうかをチェック(正常に反応すればキューンという音がする) |
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4.
20mの幅を手前からゆっくりと探知機でさぐっていく。金属探知機による、地雷探知開始。 |
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以前は、1m幅で奥行き20mとして行っていた探知作業、現在は20m幅で奥行き1mを探っていく。
地雷は紛争があった地域に多く埋められているが、交戦の際の銃弾や、金属の破片なども多く散らばっている。金属探知機はこれら全てに反応するため、ひとつひとつを確認していくことになる。金属片か地雷か。その形をはっきりと確かめるために細心の注意を払う。 |
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5.
金属の存在を示すキューンという音がしたら、その位置を示す白い三角のマークを置き、プロッダーという金属棒を地面から30度以内の角度でさしこむ。5cmさして2cmずつ横に動かして探る。 |
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6.
地雷であることが確認されたら、白い三角マークを裏返し赤マークに変え、笛で上官に知らせる。 |
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7.
TNT火薬を仕掛け、導火線を使って爆破する。爆破した位置に黄色い杭をたてる。 |
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現場で使用される標識とポール。色分けされており、ひと目で作業段階(処理段階)がわかる。かなり細かく分類されている。 |
撤去時に使用する道具。土を掘っていくプロッダーや金属探知前に行う草刈り用の鎌など。 |
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