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       ■VOL 1   クバルムース村 学校建設 1 VOL 14  新校舎での授業スタート
       ■VOL 2   クバルムース村 学校建設 2 ■VOL 15  火傷少女ソパニンのその後
       ■VOL 3   クバルムース村 学校建設 3 VOL 16  ボップイ村に池を造る
       ■VOL 4   水の問題 VOL 17  ボップイ村の地雷撤去 終わる
       ■VOL 5   クバルムース村 学校建設 4 VOL 18  モンドルバイ希望小学校 校舎の改修
       ■VOL 6   大火傷を負った少女 VOL 19  CMCボップイ安倍小学校 新学期スタート
       ■VOL 7   クバルムース村 学校建設 5 VOL 20  ラジオプロジェクト 1
       ■VOL 8   クバルムース村 学校建設 6 VOL 21  ラジオプロジェクト 2 - NGO・企業の協力 -
       ■VOL 9   クバルムース村 学校建設 7 VOL 22   ラジオプロジェクト 3 - スーパースターをつかまえた -
       ■VOL 10   クバルムース村 学校建設 8 VOL 23   ラジオプロジェクト 4 - テレビ出演! -
       ■VOL 11   クバルムース村 学校建設 9 VOL 24   ラジオプロジェクト 5 - ポスター配布 -
       ■VOL 12   CMCボップイ安倍小学校 落成式 VOL 25   ラジオプロジェクト 6 - ラジオ放送スタート! -
       ■VOL 13   地雷原視察 VOL 26   ラジオプロジェクト 7 - ラジオ放送後半 -


■ 火傷少女ソパニンのその後
ボップイ村で5月に出会った大火傷の少女、ソパニン。彼女が入院してから約3ヶ月後の8月6日、どうしても娘に会いたいと言う母親と共に病院へ行った。
母親と共に少女のベッドに行ったが、付き添いの祖母だけで少女自身はいなかった。
「娘はどこ!」と母親は震えた声で祖母に聞き、病室を出て探した。休憩所で患者達と一緒に居た少女を見つけ、母親は勢いよくその名前を呼んだ。
言葉無く抱きついた少女に「元気だった?」と母親が声をかける。少女、母親、そして私のそれぞれが涙、涙、涙だった。
顔を埋め泣きじゃくるソパニン
(エマージェンシー病院にて)
ソパニンと母親
(エマージェンシー病院にて)

少女と母親の再開から3週間後、村には少女がいた。リハビリを兼ねて2週間、一時帰村することになったのだ。病院にいた頃はほとんど笑顔を見せなかった少女も、住み慣れた村、家族の中では安心して笑顔を見せていた。

この子は死ぬかもしれない、初めて少女に出会った時はそう思った。しかし、エマージェンシー病院、CMC、そしてそれを支える人々によって少女は救われ た。「おじさんにありがとうって言いなさい」と母親が少女に促したが「いいえ・・・お母さん」と言って言葉を制した。
「僕はまだお兄さんです・・・」
(写真上)少女の姉妹と(ボップイ村にて)

(写真右)少女と母親(ボップイ村にて)

Vol.2
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